3. もも裏ストレッチ

 ここからはイスに座って行なう。人目につかないので、会議中などに眠くなったとき行ってもいいだろう。

(1)少し浅めにイスに座り、坐骨をまっすぐ立てる。骨盤をイスと垂直に立てるイメージだ。さらに、座高を測るときのように背中をまっすぐ伸ばす。(2)左足を真っ直ぐ伸ばし、踵を床に着け、足首を直角に曲げて爪先を浮かせる。(3)背中を曲げず、股関節から上半身をゆっくり前に倒す。足の後ろ側の筋肉が伸びていることを意識しながら5秒ほどキープ。膝は曲げないのがベストだが、苦しければ無理せず、少し曲げても構わない。ただし、背中は曲げないこと。(4)上半身を起こし、2~3回繰り返す。続いて右足を前に伸ばし、同じ動作を行う。
(1)少し浅めにイスに座り、坐骨をまっすぐ立てる。骨盤をイスと垂直に立てるイメージだ。さらに、座高を測るときのように背中をまっすぐ伸ばす。(2)左足を真っ直ぐ伸ばし、踵を床に着け、足首を直角に曲げて爪先を浮かせる。(3)背中を曲げず、股関節から上半身をゆっくり前に倒す。足の後ろ側の筋肉が伸びていることを意識しながら5秒ほどキープ。膝は曲げないのがベストだが、苦しければ無理せず、少し曲げても構わない。ただし、背中は曲げないこと。(4)上半身を起こし、2~3回繰り返す。続いて右足を前に伸ばし、同じ動作を行う。
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4. バルーンストレッチ

 最後は上半身のストレッチ。パソコン作業などが中心で、前屈姿勢でいる時間が長い人には特にお勧めだ。「深呼吸を同時にできるストレッチなので、眠気の解消につながります」(仲野さん)。

(1)イスに深く腰かけ、坐骨を垂直に立てる。背中をまっすぐに伸ばす。(2)手の平を前に向けて、深く息を吸いながら両手をゆっくり開いていく。肩甲骨を寄せることを意識する。(3)ギリギリまで両手を開いたら、そのまま息を止めて3秒間キープ。(4)息を吐きながら、ゆっくり両手を元に戻す。
(1)イスに深く腰かけ、坐骨を垂直に立てる。背中をまっすぐに伸ばす。(2)手の平を前に向けて、深く息を吸いながら両手をゆっくり開いていく。肩甲骨を寄せることを意識する。(3)ギリギリまで両手を開いたら、そのまま息を止めて3秒間キープ。(4)息を吐きながら、ゆっくり両手を元に戻す。
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