システムエンジニアの「できる人」の快眠スキル

システムエンジニアは平均睡眠時間が4~5時間と短く、週末の寝だめで睡眠サイクルを乱しやすい。(©Mark Agnor-123RF)

1. 睡眠時間が短くても、いったん決まった時刻に起きる

 システムエンジニアのAさんは平均睡眠時間が4~5時間程度という激務。絶対的な睡眠時間を補うため、週末には「寝だめ」をしている。ここまでは珍しくないが、Aさんの場合は週末もいったんいつもと同じ時刻に起きて朝日を浴び、それから二度寝をする。これによって次第に週末の起床が早くなり、平日と休日の起床時刻に差がなくなっていったという。菅原メソッドにおける「起床時刻を一定に」「起床後4時間以内に光を見る」を実践しており、睡眠のリズムが安定しやすい。

2. パソコンの前で食事をとらない

 激務のAさんは、食事中も机から離れず、パソコンの画面を見ながら食べることが多かった。しかし、「休憩中でも脳が視覚や聴覚の刺激を受けるような環境では、脳にかかる負荷が大きくなってしまいます」と菅原さん。

 そのことを知ったAさんは、食事や休憩のときはパソコン用モニターの電源を切るように。その結果、「睡眠時間が同じでも満足感があり、作業中のミスも減った」という。

3. 忙しかった日の就寝時刻を遅くしないことを心がける

 残業が続いて帰宅する時間が遅くなると、どうしても就寝時刻も遅くなりがち。基本的には起床時刻を一定にすることが大切で、就寝時刻は多少ずれても構わない。とはいえ、ベッドに入る時刻が遅くなれば必然的に睡眠時間は短くなるわけで、朝起きるのもつらくなる。

 「残業で帰宅が遅くなったりして30分就寝時刻が遅れると、翌日も無意識にその時間まで起きていようとする。このパターンで慢性的な睡眠不足になる人が多いです」と菅原さんは注意する。忙しいときこそ、遅い時刻の就寝が習慣化することを防ぎ、起床時刻をずらさないことを心がけよう。