仕事やプライベートの時間をやりくりするために、真っ先に削ってしまうのが「睡眠」ではないだろうか。しかし、大事なプレゼンや商談の日を寝不足でむかえたのでは、せっかくの準備も報われにくい。また、年齢とともに、眠りが浅くなったり、目覚めが悪くなったりする人も多いに違いない。もう眠りで悩まない! ぐっすり睡眠術をお届けしよう。
シリーズ
ビジネスパーソンに贈る 眠りの超スキル

完結
21回
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覚醒物質オレキシンの働きを抑える快眠術とは?
オレキシンという言葉をご存じだろうか? これは日常生活を送る上で欠かせない脳内物質だ。オレキシンの働きを知って、眠りの改善にどうつなげればいいのかを、その発見者である筑波大学の櫻井武教授に聞いてみた。
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夜型生活の新社会人は週末の朝寝坊に要注意
新社会人の中には、朝寝坊など「睡眠」に関して不安を感じている人も少なくないだろう。週休2日制で休めるのはありがたいことだが、一方で「ソーシャル・ジェットラグ」(社会的時差ボケ)になってしまう人も増えているという。
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不眠症患者も改善! 1日1分の足裏マッサージ法
「生活習慣を変えられればベストですが、無理に変えなくても深い眠りは手に入ります」と話すのは、スリープケアマスターの今枝昌子さん。その方法とは、「寝る前に自分で足の裏をマッサージする」だけ。慣れれば両足わずか1分間でできる…
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“睡眠五感”に優しい生活習慣で眠りの質を向上
睡眠時間が限られている以上、少しでも「質のいい睡眠」を取りたいと思っていることだろう。今回は、これまで1万人以上に行動療法による睡眠改善を指導してきた睡眠コンサルタントの友野なおさんに、“睡眠五感”に着目して睡眠の質を上…
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深い眠りを導く! 3分間でOKの快眠ストレッチ
なかなか寝付けなかったり、就寝できても夜中に目が覚めてしまったり…。時間的には十分眠ったはずなのに満足感がない、という経験は多くの人が持っていることだろう。“ぐっすり眠れる”体質に改善するための3分で終わる快眠ストレッチ…
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不眠の原因は呼吸に?快眠を導く2つの呼吸法
不眠に悩んでいる人は、常に胸で呼吸していることが多い。胸式呼吸をすると交感神経が優位になって体を緊張させる。それが入眠困難や中途覚醒にもつながっていく。不眠に悩むビジネスパーソンのために、著名な呼吸整体師の森田さんに呼吸…
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年とともに増える「中途覚醒」の防ぎ方は?
中途覚醒は年をとるほど増える。睡眠が浅くなったり、加齢による泌尿器の機能低下によって尿意で目が覚めるためだ。そこで、「中途覚醒の防ぎ方」を日本大学医学部精神医学系の内山主任教授に聞いた。
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夏にたまった疲れを取るためのスッキリ快眠術
黙って息をしているだけでも自律神経は働いているが、肉体的・精神的ストレスがかかったときは特に酷使される。その疲労を取る方法が“睡眠”だ。質のいい睡眠とは、すなわち疲れが取れる睡眠のこと。睡眠の質を高めるには、どんなことを…
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睡眠薬に頼らない! サプリで睡眠の質を改善
健康の基本は「食事」と「運動」。これらはもちろん、「睡眠」にも大きく影響する。前回は「運動」を取り上げたので、今回は「食事」を見てみよう。栄養療法やサプリメントに詳しい松倉クリニック&メディカルスパ(東京都渋谷区)の松倉…
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運動の習慣で「睡眠が若返る」!
7時間程度の睡眠時間を確保できるのに、生活サイクルの乱れなどから寝付きが悪かったり、夜中に何度も起きてしまったりして、寝起きがすっきりせず、昼間に強い眠気を感じる人も少なくないだろう。そのような場合は、運動が睡眠の改善に…
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仕事で飲み会が多い人のための睡眠改善法
営業部など接待をすることが多い職種の人は、酒席が多くなりがち。アルコールは睡眠の質を悪くするし、帰宅時間が遅くなることで睡眠時間も少なくなってしまう。そこで今回は、「飲み会が多い」ビジネスパーソンの睡眠改善法をお伝えする…
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眠る時間が不規則、技アリの二度寝で疲労解消
企業の「睡眠マネジメント研修」を行うユークロニア社長の菅原洋平さんが編み出した睡眠改善法。今回は実践編の第2弾として、起床時刻が不規則なビジネスパーソンが陥りがちな睡眠の乱れの解消法をお伝えしよう。
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残業続きで睡眠不足、眠りの質を高めるには?
今回は、夜の残業が多いビジネスパーソンが陥りがちな睡眠の乱れの解消法をお伝えしよう。とりわけ睡眠のサイクルが乱れやすく、睡眠不足になりやすい職種として、システムエンジニアとタクシー・ドライバーを取り上げる。
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生産性も向上! 睡眠「4つのNGと3つの法則」
ストレスチェックの義務化をきっかけに、昨年から睡眠改善に関心を持つ企業が増えてきた。企業の依頼を受けて「睡眠マネジメント研修」を行う睡眠健康指導士の菅原さんが指導する睡眠改善法は、「4つのNG」を解消することと、「4-6…
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“睡眠リバウンド”から睡眠不足度が分かる!
睡眠不足はつらいし、仕事でミスもしやすくなる。さらに、うつ病や生活習慣病のリスクを高くすることも知られている。「いや、大丈夫。オレ、毎日7時間は寝てるから」という人も安心できないかもしれない―。
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嫌な思いをした日「早く寝て忘れよう」は逆効果
眠らないと記憶は定着しないから、試験前の一夜漬けは効果がない―というもっともらしい説を学生時代に聞いたことがある人も多いだろう。ところが、これは必ずしも正しくないらしい。
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ランチ後の眠気を撃退! 秘伝3分間ストレッチ
睡眠不足が続き、仮眠も取れないとき、午後の耐えがたい眠気を抑えるにはどうしたらいいのだろう? 一番いいのは体を動かすこと。「3分で眠気が取れるストレッチ」を仲野整體東京青山(東京都渋谷区)の仲野院長に教えていただいた。
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自分にとって最適な睡眠時間はどう決める?
多くのビジネスパーソンが自覚しているように、睡眠不足が続くとミスが多くなる。では、睡眠不足を見分けるポイントは何だろう? 朝は誰でも眠いもの。目覚まし時計がなくても毎朝すっきり起きられるという人は少数派だ。
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寝起きからシャキッと頭が冴える昼寝の長さは?
日本のビジネスパーソンにとって「毎日7時間眠る」のは意外と難しい。睡眠不足はツライもの。計算力や判断力が落ちることが確認されており、仕事の効率だって悪くなるのは間違いない。そんな人にお勧めしたいのが「仮眠」、つまり昼寝の…
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15分で寝付きと睡眠の質を改善する「筋弛緩法」
大切なプレゼンの前夜など、緊張が高まってなかなか寝付けないといった経験は誰にでもあることだろう。そんな緊張を体操によって和らげ、寝付きを良くしてくれる「筋弛緩法」というメソッドがある。
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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