ステップ2:お腹のインナーマッスルを目覚めさせる呼吸法(1分)
ステップ2では、横隔膜を極限まで下げてお腹を膨らませる「お腹呼吸」(3回)と、お腹を引っ込め、お尻の穴を軽く締めて行う「肋骨呼吸」(3回)を行う。お腹のインナーマッスルを目覚めさせ、正しく働かせてコアハウスをリフォームする。
呼吸法エクササイズ
お腹呼吸では、(1)あおむけになり、両手をお腹にあてて、息を鼻から大きく吸い、お腹をふくらませる。(2)お腹を引っ込めながら、口から息を吐く。このときお尻の穴を軽く締め、お尻を少し持ち上げる(骨盤をゆっくり傾ける)。お尻を持ち上げたら内ももを締める。肋骨呼吸は、(3)お腹呼吸で息を吐いた状態で、鼻から大きく息を吸う。(4)肋骨が動くことを確認しながら、口から息を吐く。
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ステップ3:股関節のインナーマッスルを鍛えるエクササイズ(1分)
筋力が低下した(または、使えなくなってしまった)股関節の人は、骨盤底筋を使いながら足を上げることで、前面のインナーマッスル(大腰筋)を鍛えるエクササイズを3セット行う。猫背のせいで伸びて働かなくなっている大腰筋を鍛えることで背骨が安定し、骨盤が起き上がり、不良姿勢が解消されていく。
股関節エクササイズ
(1)背骨を真っ直ぐに伸ばし、お尻の穴を軽く締めた状態でイスに座る。両手でイスの端を持って支えてもOK。(2)(1)の姿勢をキープしたまま息を鼻から吸って、口から吐きながら、片足を床から5センチぐらい上げる。片足を上げたまま10秒数える。このとき、お腹とお尻の穴を引っ込め、背骨はまっすぐ伸ばしたままで、骨盤を後ろに傾けない。口から息を吐きながら、上げた足を下ろし、反対の足も同じようにする。
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