子どもと一緒に育っていく
お子さんたちの前では、どんなパパですか。
小林:いやー、よく叱られていますね。「パパ、それやっちゃダメだよ」と。今朝も、キッチンにたまたまモチ米を発見したので、炊飯器で炊いて家を出てきたら、次女からさっきメールが入っていて「なんでモチ米なんか炊いたの」と怒られました(笑)。「ごめん、モチ米炊いて」と返しました。
英単語を覚えるのが苦手な長女には、「単語は一つひとつ、しっかり発音して書き続ければ必ず記憶できるんだ。パパのイベントだって、一つひとつの積み上げなんだぞ。その気になればなんでもできるんだ」と伝えるのですが、つまらなそうな顔で無視されたりしています。結構、いいこと言っているつもりなんですが……。
長女はもう中2なので、基本的におねだりしかしてこないので、ちょっと寂しいですね。音楽CD買ってとか。
まぁ、僕が一生懸命プランを立てている旅は、いつも楽しみにしてくれているようですが。

最後に、小林さんにとって「子育て」とは。
小林:最近は、育てるという考え方を放棄していまして、「一緒に育つ」という感覚でやっています。
娘たちがあとどれくらい一緒に遊んでくれるか分かりませんが、いろいろな経験をともにする時間が、僕にとっても気づきや学びの時間になっています。
ただ一緒に登校する、習い事についていくといった、何も生み出さないような時間であっても、一緒に居られる時間を大切にしていきたいと思います。
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