親からもらった「信じてもらう」ことの強さ

加茂さんが進んできた道には、ご両親から受け取った影響もあると思うのですが、特に心に残っていることはありますか。

加茂:両親は、僕が子どもの頃から一貫して「信じる」姿勢を貫いてくれていました。たしか小学生の頃、家の近所で遊んでいた時に、ガチャン!と音がして、隣の家のガラスが割れたんです。

 状況的に僕が疑われたのですが、「やっていない」という子どもの主張を僕の親は信じてくれていた。ささいなことですが、そういうやりとりは覚えていますね。

 僕が大学の途中で突然「就職活動をせずに、会計士の試験を受ける」と言い出した時は、父親がちょうど定年を迎える年でした。もし不合格だったら、もう1年、親のスネをかじることになるわけで、両親もリスクを感じたはず。けれど、黙って応援してくれました。

 信じて協力してくれたことが、僕のモチベーションも高めて結果を導いてくれたと思っています。

最後に、加茂さんにとって「子育て」とは。

加茂:今の話の流れになりますが、やはり「子どもを信じること」に尽きます。

 自分にとって未知の世界も含めて、子どもが見つめる先を信じて応援してあげる。そんな親でありたいという気持ちで、僕自身も成長していきたいと思います。

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