娘の出産に立ち会い、人生観が変わった

かなり家族の時間を大事にされている様子ですね。そして、奥さんへの配慮もしっかりと。

加茂:夫婦でとても待ち望んだ子どもだったんです。実は娘が産まれてきてくれるまで、何度か悲しい経験もしていて、ようやく授かった命なのです。

 妻は里帰りをして長野で出産したのですが、丸一日かかった難産で、医師からは「かなりの確率で危ない」と言われていました。

 仕事を終えて最終の新幹線に飛び乗り、駅から2時間タクシーを走らせて、深夜にようやく病院にたどり着いて、産まれる瞬間に立ち会うことができました。僕は妻の手を握ることしかできませんでしたが、命がけで子どもを産んでくれた妻には、ただただ尊敬と感謝の気持ちしかありません。「これから先、子どものことで僕が妻に勝てることはない。彼女の気持ちを尊重していこう」と思いました。

 この時の決意が、できるだけ子どもと濃密に関わろうとする生活リズムにつながっています。

(後編に続く)

 本連載「僕らの子育て」が1冊の本になります。新しい時代を担う若手経営者たちや、様々な業界のプロフェッショナルたちが、どのように「育児」と向き合っているのか。また子育てと仕事(組織運営や人材育成)との関係は――。
 『子育て経営学』は絶賛、予約受付中です。

 また本書の著者・宮本恵理子氏が、『子育て経営学』に登場するソウ・エクスペリエンスの西村琢社長を招いて、トークイベントを開催します。

 「『子育て経営学』発売記念トークイベントのご案内

日時:2018年8月19日(日) 14:00~15:00(13:30開場)
場所:アーバンドック ららぽーと豊洲 2F LaLa Club(ららくらぶ)
定員:15組(30名。ご夫婦、お子さま連れOK!)
上のリンクから詳細をご覧いただき、お申込みください。