家事は積極的にアウトソーシング

「効率化」がキーワードである、と。

重松:はい。あと、自分たちでなくてもできる家事は、積極的にアウトソースするようにしています。今は週3回、朝8〜11時の時間帯に、シルバー人材センターから家事代行の方に来ていただいて、洗濯や掃除をお願いしています。一番バタつく時間帯に家事を任せて、子どもたちの世話に集中できるので、助かっています。帰宅する頃には家がスッキリと整っているというのもいいんです。

アウトソースも積極的に活用しているんですね。

重松:子育てを全部自分たちだけで抱え込もうとせず、できるだけ周りの人、外の力を巻き込みながらやっていくのが、うちの方針です。

 次男は生後3カ月から保育園に行っていましたし、妻の両親にもかなりお世話になっています。今は、平日には習い事の送迎があったり、夕方の保育園の迎えに、僕ら夫婦だけでは間に合わない日もあるので、週に2日程度はお義母さんに泊まっていただいています。

 義母はまだ60代で若いのでありがたいですが、負担をかけ過ぎないようにバランスを見ています。あと、近所のパパ友ネットワークも頼りにしています。うちは経営者カップルで多忙なので、外の力をいかに頼って育児を回していくかがポイントだと思っています。

「パパ友」とも育児をシェア

主に朝の時間帯を担当しているとのことですが、やはり帰宅は遅くなりますか。

重松:夜は会食が週に3日くらい入るので、毎日お迎えができるわけではありません。大体、週5日のうち2日は妻、2日は妻の両親で、週に1日僕が行けるかというくらい。迎えに行って、ご飯を食べさせて、お風呂に入れ終わった頃に、帰ってきた妻とバトンタッチして、また会社に戻ったり、二次会から参加したりすることもあります。

 毎日バタバタですが、何とか夜9時には子どもたちを寝かしつけられるサイクルをつくっています。自宅と職場を近い場所にして移動時間を短縮することも、この生活を保つための重要ポイントです。

外の力を頼りつつ3人の子育てというと、「今日は誰がお迎え担当だっけ?」と連絡の行き違いが生じることはないですか。連絡系統ではどのような工夫をしていますか。

重松:家族間で育児関連の連絡専用のLINEグループをつくって、妻の両親にも入ってもらっています。パパ友とも別のグループをつくっていて、例えば雨の日には「クルマで保育園まで送るけれど、誰か一緒に乗っけようか?」といったやりとりをしたり。

 朝の20、30分の時間の価値は大きいですからね。こういう細かな日常の助け合いは大事にしたいと思っていて、遠慮なく貸し借りしています。周りもパワーカップルが多いので、「まとめてお迎え」や、「親が帰宅するまでの預かり合い」を積極的にし合っています。子どもたちも、友だちと一緒のほうがうれしそうだし、大人も複数で見守るほうがラクですから。

社内イベントにも積極的に子どもたちを呼んでいる
社内イベントにも積極的に子どもたちを呼んでいる

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