娘の成長に立ち会うほど、新しい事業が増えていく

今後の育児方針についても少し伺わせてください。娘さんには将来、どんな学校で学ばせたいですか。

森山:妻とは、いずれ自分たちでスクールをつくりたいねと話しています。娘にとってどんな環境がベストだろうと真剣に考えるほど、それが新しい事業プランになっていくんです。

 これから会社に新しい仲間も増えて、第二次成長期を迎えていくのですが、ほかにも面白い事業プランが続々と生まれています。娘の成長に深く立ち会うほど、新しい事業が増えていくことが今から想像できて、ワクワクしています。それも、やるなら世界で勝負できるスケールを目指したいと思っています。大きな挑戦を仕掛けていく上で、働き方も既存の方法にとらわれずに考えていきたいですね。

まさに育児と経営のシナジーですね。娘さんの職業選択に関して、将来どんなアドバイスをしたいと思っていますか。

森山:彼女の意思を尊重するのが第一として、その選択に役立つ情報は徹底的に提供してあげたいと思っています。職業選択をする上で大切な視点もセットで。それは何かというと、先にお話しした「他者目線」と「時間軸」です。今は華やかで楽しそうだったとしても、「30年後はどうだろう」とか、「あっちの立場で考えるとどうだろう」と考えられる力を身につけられるよう、材料を提供していきたいと思います。

 その上で、自分で選択して、結果として失敗したっていい。大事なのは、自分で考えて決定して行動する“旅の仕方”を覚えること。旅のガイドを与えることが親の役目かなと思います。旅するための知恵を与えること。愛情だけでは生きていけない。知恵が大事ですね。

最後に、森山さんにとって「子育て」とは。

森山:人生最高のシゴト、です。子ども1人を媒体にしながら、自分たちも無限に学べる、最高に楽しい成長の機会をもらっていると思います。

 子育てに関わるほど、人が成長する過程を知れるし、同じことを親からしてもらってきたのだと分かる。すごく幸せな気持ちになれて、人生はなんて面白く奥深いのだろうと思えます。何十年後かに孫ができたら、さらにどうつながっていくのだろうと、人生そのものの可能性の大きさに感動しています。

 経営者である男性が、育児がいかに幸せであるかを語ることはあまりなかったかもしれません。様々な受け取り方があるとも思います。それでも、僕はポジティブなストーリーで、世界を埋めていきたい。苦しい語りだけでは未来は狭まる。前向きな語りこそが未来を広げて明るくする、と信じています。

■子育てとは
■子育てとは
まずは会員登録(無料)

有料会員限定記事を月3本まで閲覧できるなど、
有料会員の一部サービスを利用できます。

※こちらのページで日経ビジネス電子版の「有料会員」と「登録会員(無料)」の違いも紹介しています。

※有料登録手続きをしない限り、無料で一部サービスを利用し続けられます。

この記事はシリーズ「僕らの子育て」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。