「管理職だから」との思い込みは捨てよう

大竹:そもそも、部下が4人ということは、そんなに大きなチームじゃない。

上田:そう。だから、考え方を変えてみてください。管理職になったから、もう部下のフォローと育成が自分の主務だと考えるのは、間違いだとね。

 やはり、小さな課なんだから、自分自身がやっぱりもう前線の切り込み隊長ぐらいのつもりで、今までの仕事をさらに課長という立場の中で推進していくと考え方を変えてみてください。ある程度の指針を与えれば、部下は自ずと自己啓発して成長していくよ。だからあんまり部下の育成を負担だとは考えちゃいけませんよ。

大竹:むしろ、部下の育成やフォローに一生懸命になりすぎてしまうと、自分の仕事のやり方を部下に押し付けてしまい、部下から反感を買う場合も……。

上田:これまでも、そんな部下の立場からの相談もあったよね。

大竹:任せることもすごく大事ですよね。

上田:そうそう。山本五十六さんがこう言っているじゃないですか。

 「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」

大竹:そうですね。

上田:管理職だからとあれこれ指図するだけではなく、自分も動いて、その姿を見せるのも、大切な育成の方法なんですよ。

大竹:「管理職だから」と思いこまず、発想の転換をして、現場に出てみましょう。

上田:そういうことです。肩の力を抜いて、頑張りましょう。

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<第3章 恋愛・生き方に効く>
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