お局は、うまく活用したほうがいいんです。社内での顔も広く、管理職、役員にも話が通りやすいとすれば、お局と日ごろからコミュニケーションを常にしておくというのは、やりたいことを実現するための1つの有効な手段になりえます。ユーモアのセンスがあるあなたは、きっとうまくできますよ。

大竹:嫌だ、嫌だ、と思ってないで、自分から近づけばいいんですね。この方は、今の状況を管理職に訴えたけれど、変わらないとも嘆いています。

上田:そりゃそうだよ。お局は普通の管理職より偉いんだから(笑)。

大竹:アンタッチャブルだからこそのお局なんですね。

上田:困ったもので、偉くなるとお局の話ばかりを真実だと思うような人もいるんだよ。もちろん、そういう人はそもそも、偉くなるべき人ではないんだけど、中には役員でもそういう人が時々いるんですよ。

大竹:困ったものですね。

上田:だけど、相談をしてくれているあなたは逆に、そういうお局に守られているのだから、むしろ活用することを考えてみてもいいよ。そういう強さを勉強してみるいいチャンスでもある。

 今は本当に自己研さんの素晴らしい期間であり、そういう部署にいるんだと割り切りましょう。大企業なら、どこに行っても似たような状況はあるものです。そう思って、まずは、お局の存在を受け入れ、めげずにどんどんアイデアを出していきましょう。そうすれば、必ず道は開けるでしょう。

10月23日に開催する“リアル相談室”で上田さんに聞いてみたい悩みを日経ビジネスRaiseで事前に募集します。イベントに参加予定の方もそうでない方も、悩みをご投稿いただければ、編集部の大竹が責任をもって上田さんにお伝えします。

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*この連載は毎週水曜日掲載です。

本連載「お悩み相談~上田準二の“元気”のレシピ」が本になりました! 反響の大きかった話を中心に、上田さんのアドバイスをぎゅぎゅっと編集して詰め込みました。その数、全35個。どれも読むだけで元気になれるアドバイスばかり。上田さんの“愛”がたっぷりのお悩み相談本となっています。ぜひお手にとってみてください。

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<第1章 人間関係に効く>
Q 上司の顔色ばかり見る組織に辟易/Q 上司が危機感を持っていない/Q 理不尽な部長の罵倒に耐えられない、など9個

<第2章 自分に効く>
Q 成長できる「前の職場」に戻りたい/Q もうここで「昇格」は終わり?/Q いいかげん、ぎりぎり癖を直したい、など15個

<第3章 恋愛・生き方に効く>
Q 安定した仕事を持つ男性の方がいい?/Q 出産のタイムリミットが近づいて/Q 年収も家柄も良いのに婚活失敗、など11個

■訂正履歴
記事冒頭に記載している「悩み」の要約に、2018年10月17日の内容が誤って掲載されていました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2018/10/19 14:30]