ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は「最強のお局」に手足のようにこき使われる26歳女性の悩み。上田さんは「お局が持つ偉い人とのパイプは、いつか役に立つ」と助言。逃げずに向き合うことを提案します。

悩み:役員とも仲が良く、社内での顔も広く根回しも早い「最強のお局」と仕事をしています。最強すぎて、私が何を提案しても「前例がない」と聞き入れてくれません。私の20代、このままでいいのでしょうか。

 こんにちは! いつも痛快なアドバイス、楽しく読ませていただいています。いつも読むばかりでしたが、今回は投稿させていただきます。

 私は今、最強のお局と仕事をしています。どう最強か、というと、もう何十年も同じ業務を続けているため仕事を握っている、朝、平気で遅刻をしてくる、管理職の言うことを聞かない、役員たちと仲がいい、社内での顔も広く根回しが手早い・・・・・・などです。

 管理職や新人が「こうしたい! やろう!」と決めたことも、お局に話を通さずに進めようとすると、いろんな手を使って邪魔をします。そんな具合なので、私は歯が立たず、お局の手足としてしか役割がありません。

 私自身、めげずに「やりたい!」ということを提案してきました。ですが「前例がない」「失敗するかもしれない」「面倒」などという理由で何度も取りやめになりました。おかげで私は、入社してから1度も失敗していませんが、1度も挑戦していません。

 何か企画を考えるのも、すべてお局が決めるため、私は考えることもなく、決まったタスクが降ってくるだけ。やりがいもありませんし、考えていないので成長している実感もありません。私の20代はこれでいいのか、先が思いやられます。

 お局と離れて仕事をして、いっぱい失敗して、自分で物事を考えて進められる人になりたいと、なんども管理職に訴えましたが「気持ちわかるよ」と言われるだけで、状況は変わりません。

 彼女が定年退職するまで10年ほど、今のまま挑戦もせず、ただ手足として働き続けるのかと思うとゾッとします。私はどう立ち回ればいいのか・・・・・・、お局にどう対処したらいいのか・・・・・・アドバイスをください。

(26歳 女性 会社員)

上田 準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):お局の話ですね。

大竹 剛(日経ビジネス 編集):「最強のお局」と書いてあります。

 「どう最強か、というと、もう何十年も同じ業務を続けているため仕事を握っている、朝、平気で遅刻をしてくる、管理職の言うことを聞かない、役員たちと仲がいい、社内での顔も広く根回しが手早い……」

 いわゆる「お局様」のイメージそのままですね。

本連載で反響の大きかった35の相談が1冊の本になりました!

■お知らせ
上田準二さん“リアル相談室”を開催します

上田さんを招いた“リアル相談室”を開催します。仕事から家庭、恋愛、趣味……。多彩な引き出しを持つ上田さんのお悩み相談コーナーをライブで再現。上田さんに悩みを打ち明け、「元気、勇気、夢」をもらいましょう!

<日時>
10月23日(火) 18:30〜20:00

<場所>
紀伊國屋書店大手町ビル店内 紀伊茶屋特設コーナー
(〒100-0004 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル 1F)

<参加方法>
紀伊國屋大手町ビル店カウンターで、参加整理券(1712円=税込、書籍+お茶代含む)をご購入ください

<ご予約・お問い合わせ>
電話03-3201-5084(紀伊國屋書店大手町ビル店 10:00~20:00)

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