「脱いだ靴下は必ず洗濯かごに入れる」という心遣いを

大竹:そもそも、夫婦喧嘩は多くの場合、きっかけは些細なものですよね。

上田:浮気とかギャンブルとか、そういう原因を除けば些細なものですよ。だから、そういうきっかけを作らないように、夫婦がお互いに最低限のルールを守ることは必要です。

 そもそも、夫婦共働きなら、お互いになかなか家事の時間を取れないわけですから、最低限のことはやりましょうよ。ビールを飲んで、靴下を居間で脱いで、ぼーんと放っておくなんてことは、やめた方がいい。それは、奥さんが疲れている時に、旦那のだらしなく脱ぎ捨てられている靴下を見たら、カチンと来るに決まっている。

大竹:それはダメだと。

上田:それはダメ。ちゃんと洗濯機の横に洗濯かごが置いてあるでしょうから、帰ってきたらまず、居間に入る前に靴下ぐらいは洗濯かごに入れなさい。奥さんだってそうですよ。実はこれは、逆に僕が女房に言っていたことなんだけどね。女房がどこかでテニスやったり何なりして家に帰ってきて、だーっと居間へ入ってきて靴下をばっと脱いだりしたら、「こらっ、お前、ちゃんと洗濯かごに入れろ」と注意していた。

大竹:逆に上田さんが怒っていた。

上田:うん。「お前、何で居間に脱ぐんだよ。洗濯かごに入れてこい」とね。だから、こういう些細なことで喧嘩をするのはバカらしいから、お互いに最低限のことは気を使いましょう。

大竹:それ、重要ですよね。

上田:ええ。そんなくだらない喧嘩は、やっぱり疲れを倍増させちゃうんです。だからこそ、些細な事かもしれないけれど、家事をやりなさい、そのために、台所の趣味を持ちなさい。