かつて女房は車検場で運転の腕を磨いていた

上田:気がつけば、何か高そうな服とか指輪を、僕の知らないところで買っていたんだよ。当然、「これどうしたんだよ」と問い詰めたよ。そうしたら、「私のお金で買ったんですから、文句を言われたくない」なんて言うんだ。「何やっているんだ」と聞けば、何と、車検場で働いていたんだ。車検が終わった車をお客さんのところに届けたりする仕事だよ。

 何でそんな仕事をしていたかというと、僕が「お前なんか手に職がない」と言ったことが原因だったんだ。自分には、車の運転免許があるというわけだ。

大竹:上田さんが奥さんの気持ちを焚き付けてしまったんですね。

上田:そうなんだよ。1人が車検が終わった車を運転して、もう1人が別の車で後ろからついていって、帰りは2人で乗って戻ってくるというやつだ。

大竹:へえ~それは運転が上手になりますよね。

上田:大型じゃないけど、トラックの運転免許も取ったんだって。

大竹:凄い行動力!それなら、運転はかなりの腕前でしょう。

上田:だけれども、僕がファミリーマートの社長になった時、車検場の上司から言われたんだって。「上田さん、新聞を見たら、おたくのご主人、ファミマの社長じゃないか」と。

大竹:社長夫人が、何をやっているんですか、と。

上田:そう。「ちょっとうちでトラックの配達だとかを続けるわけにはいかないでしょう」と言われてしまったらしいんだ。だから、それ以来、車検場の仕事はしていないけれど、運転は上手い。

大竹:それなら、旅行の時は交代で運転しているんですか。

上田:うん。結構2人で走りましたよ。万座温泉、伊東温泉。軽井沢、近場の千葉なんか有名なお寺は全部回ったしね。

大竹:さすがに、1カ月3000kmを1人で運転すると疲れてしまいますものね。70歳を超えると、免許の更新の際には高齢者講習を受ける必要があるようです。プロ級の運転技術を持つ奥さんと一緒とはいえ、運転にはくれぐれも気をつけてください。

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12/15ウェビナー開催、「外食を救うのは誰か」第1回――すかいらーく創業者の横川氏が登壇

 新型コロナウイルスの感染拡大から3年目となり、外食店に客足が戻りつつあります。一方、大手チェーンが相次ぎ店舗閉鎖を決定するなど、外食産業の苦境に終わりは見えません。どうすれば活気を取り戻せるのか、幅広い取材を通じて課題を解剖したのが、書籍『外食を救うのは誰か』です。
 日経ビジネスLIVEでは書籍発行に連動したウェビナーシリーズを開催します。第1回目は12月15日(木)19:00~20:00、「『安売りが外食苦境の根源だ』ファミレスをつくった男が激白」がテーマです。講師として登壇するのは1970年にファミリーレストラン「すかいらーく」1号店を開業した横川竟氏と、外食経営雑誌『フードビズ』の神山泉主幹です。書籍を執筆した記者の鷲尾龍一がモデレーターとなり、視聴者の皆様からの質問もお受けします。ぜひ、議論にご参加ください。

■日程:12月15日(木)19:00~20:00(予定)
■テーマ:「安売りが外食苦境の根源だ」ファミレスをつくった男が激白
■講師:横川竟氏(すかいらーく創業者、高倉町珈琲会長)、神山泉氏(外食経営雑誌『フードビズ』主幹)
■モデレーター:鷲尾龍一(日経ビジネス記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。有料会員以外は3300円(税込み)となります。
※第2回は詳細が決まり次第ご案内します。

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