女房にゴルフ一式をプレゼント、2人で1カ月で3000km走破した
大竹:例えば、奥さんと旅行したり……
上田:そう、株主総会後の約1カ月で、3000kmほど車で走りました。
大竹:1カ月で3000kmですか!すごいですね。どこへ行ったんですか。
上田:いっぱい行きましたよ。温泉へ行く途中にお寺を回ったり、自然を見たり。だけど、温泉だけでは物足りないというので、最近、ネット通販でゴルフセットとゴルフウエアとゴルフシューズをぱっと注文して、女房にプレゼントしたんだ。
女房が届いた荷物を見て、「ちょっとこれ、女性物が届いたんだけど」と言うから「お前がやるんだよ」とね。「では、ゴルフ教室に行く」と言うもんだから、「そんなん行ったってダメだ。暇になったんだから、俺が全部コーチをやるから一緒にコースに出るぞ」と。
大竹:なんと、素敵ですね。
上田:でしょう。それで、だいたい僕は朝5時ぐらいに起きだして、バタバタと準備をして、6時ぐらいに「起きろー」と女房を起こして支度をさせて、車に乗り込んでダーッと出発。「どこへ行くの」と聞かれても、「俺が計画しているんだから、お前は寝てればいいんだ」と。
大竹:1カ月で3000km走って温泉もゴルフも、となると週末は忙しいですね。
上田:休みの日は、とにかく出かけているよ。金曜日から休んで2泊3日にするとかね。だから僕は、やることがなくなって急におかしくなるなんていうことにはならないな。やることを考えなきゃいけないということが楽しみになっている。
大竹:ちなみに、上田さんは結構、車を運転するのが好きだったんですね。
上田:好きですよ。
大竹:奥さんも運転が非常にお上手だといううわさも聞きましたが。
上田:よく知っとるな。実は、女房は僕が知らん時に、ある仕事を勝手にしていたことがあるんだよ。若い頃の話だがね。
ある時、つい女房に「お前なんか何の資格も持っていないし、特技もない」と言ってしまったことがあったんだ。そうしたら、その後、急に夜、女房の帰りが遅くなるようなことが増えたんだ。「こいつ、おかしいな」と思ったよ。「ちょっと、あの世界に狂ってしまったかな」と。
大竹:あの世界、というのは……
上田:ホストクラブ(笑)。
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