ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。 今回は「恋する自分が嫌い」という27歳女性から。弱っているときに限って恋に落ち、結局、後悔ばかりしているという相談者に、上田さんは「恋に理屈はない」とアドバイス。

悩み:仕事で弱っているときに限って、自分にないものを持っている男性に恋をします。そんな自分が、現実逃避をしているようで嫌いです。相手と対等に支え合う恋愛は、どうしたらできるのでしょうか。

 マスコミ関係の仕事をしています。誰かに恋をしている自分のことが、どうしようもなく嫌いです。

 部活や受験、習い事、サークル、仕事など、自分がやると決めたことに猪突猛進に打ち込んできました。打ち込む分、うまくいかなかったり悔しい思いをしたり、努力が足りなかった、全然自分は頑張れていない、と自信をなくして弱る時期もあります。私は、そういう弱っている時にしか、誰かに恋ができません。

 恋する相手はだいたい、自分の劣等感や自信の無い部分を持っている男性です。無意識のうちに、自分に欠けている部分を相手に埋めてもらおうとしている、自分が弱っているから理想の相手に恋をして現実逃避しているだけだ、と考えてしまいます。

 しかし、そうして恋をして付き合った人は、私のことを完全に見下してぞんざいに扱われることが多かったのです。でも、それに逆らったり反対したりできません。そう言われても仕方ない、もっと努力して彼に追いつきたいと、必死になってきました。

 結果、自信をどんどん無くしていき、別れた後は、なぜあんな人のことが好きだったのだろう……と本気で後悔します。今はまさに、仕事で自信をなくしている時期なのです。案の定、同業のライバル社の男性に恋しています。仕事上、顔を合わせる機会があり、彼の声や話し方、そして仕事ぶりになんとなく惹かれました。

 でも、挨拶や世間話程度しかしていない男性に勝手に自分の理想を押し付けて、自信の無い自分から現実逃避しようとしていると考えると、イライラします。そして、これまでの恋愛遍歴からすると、そういう弱っている時期に出会って恋をした男性というのは、自分にとっていい人ではないのではないか……と不安です。自分に自信を持って、相手と対等になって、支え合う関係を恋愛で築くにはどうしたらいいでしょうか。

(27歳 女性 会社員)

大竹剛(日経ビジネス 編集): 今回は、上田さん好みの恋愛相談です。が、ちょっとその前に、嬉しい読者からの投稿がありましたので、紹介します。

上田準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):恋愛相談は久しぶりだね。で、嬉しい読者からの投稿というのは、どんな内容だったのかな?