婿をとる娘は強い

大竹:なるほど。毎回の会話が真剣勝負ですね(笑)。

上田:相手に分からせるには、逃げてはいけません。勝負しないと(笑)。

 だけど、こういうタイプは、本当は勝手に話してくれるから、付き合っていて楽なんですよ。面倒くさい男と思わず、むしろ相手をするのが楽な男だと思ってみてください。そのうえで、僕のアドバイスを信じて、3~4カ月やってみてください。

 もし、これで相手の病気が治らないのであれば、この相談文を二女に見せなさい。

大竹:この男性の妻である二女に、悩み相談を見せてしまえと。

上田:娘に、「お父さんが悩んでいる」と伝えてもらうんです。「お父さんは、あなたにそれは違う、それは違うとばかり言われると話が続かないと思うから、すぐに2階に行っちゃうのよ」と。「何でお父さんは2階に行っちゃうと思う? お父さんが話そうとすると、すぐあなたが『それは違う』と言うからよ」とね。

大竹:この二女も、旦那に話をすぐに否定されて困っている、ということはないですかね。

上田:それは絶対、二女の方が強いって。この男性が婿養子に入ると言ったのは、二女がうまく、「私のうちは婿養子に来てもらわないと結婚できないのよ」と誘導したからでしょう。

大竹:かもしれませんね。

上田:いずれにしても、旦那をコントロールする術を知っているはずだよ。

 なんでそう思うかと言うと、うちの実家も跡取りがいないといって、妹の旦那は婿養子に来てもらっているから。

 妹は強いよ、旦那に対して(笑)。

 休みに僕が実家に帰ると、僕は妹に「お前、婿養子に来ていただいているのに、態度がでかいじゃないか」とよく言うんですよ。

大竹:妹さんの旦那さんは、この相談者の婿養子のようなタイプですか。

上田:ものすごくいい人なんだ。もう感謝しているよ、僕は。よくあの妹と結婚してくれたと(笑)。