子供、子供と思い込んで無理をしてはいけない

大竹:不倫以外で(笑)。ただ、職場内だと、仕事ができる女性ほど、周りの男が物足りなく見えてしまうのではないですか。特に同年代とかに対しては。

上田:だから、もっと活動範囲を広げましょう。いろいろなサークルとか、研修サークルとか、あるいは趣味のサークルとか、そういったところに時間を割いていけば、そこで必ず、まあ、尊敬できる男と出会いますよ。行動しないうちには、常に自分の身近な世界の男しか見てないから。世界は広いんですよ。

 そういうことで、今回僕が言いたいのは、子供を生むために好きでもない男と結婚するというのは、もってのほか。恋をしなさい。

 恋をすれば、あなたが今やっている仕事にも、もっと艶と輝きが出てきますよ。

大竹:悩みの内容にもありますが、子供を早く産みたいというのは、出産適齢期についての心配もあるからのようですね。子供は産みたい、しかし、キャリアも中断したくない、そして適齢期のタイムリミットも迫る、という悩みもあるのではないでしょうか。

上田:だけど、この方は東京の大手企業にお勤めなんでしょう?出産休暇とか育児休暇は、全部そろっているはずですよ。例えば、『日経ビジネス』では出産したら退職させられるの?

大竹:そんなことないですよ。仕事と出産・育児を両立させている女性はいます。

上田:そうでしょう。今の企業経営においては、やっぱり育児休暇なり出産休暇なり、それはもう、ちゃんとした会社であれば全部制度がそろっているので、そういった心配はいらないと思うね。

 出産適齢期が過ぎてしまうことを心配するのも分かりますよ。だからこそ、早く恋をしなさい。恋はすればするほど艶が出る。そんな恋なんか悠長にしていたら適齢期が終わってしまうと言われるかもしれないな。けれども、子供を生むことが優先なのかというと、そうじゃないでしょう。

 相談者の彼女には、恋をして、子供を産み、育てて、しかも仕事もバリバリやることをぜひ、目指してほしいね。どうでもいいから子供が欲しいということは、これはもう、判断材料としてあり得ません。彼女の幸せのためにも、生まれてくる子供の幸せのためにも、恋をすることが大前提です。好きでもない人の子供を生むくらいなら、子供なしでもいいではないか。子供がいなくても、豊かな人生は送れますよ。

 子供、子供と思い込んで、自分の人生、今の仕事を歪めるべきではないと思いますよ。それから親に対しても、後々、余計な心配をさらに掛けるようなことはすべきじゃない。

大竹:無理をしてはいけない。

上田:無理をしてはいけない。