恋は、自分で行動しなければ寄ってこない

大竹:上田さんのお子さんは息子さんですよね……

上田:3人とも息子。ただ、この話は息子だろうが娘だろうが関係なくて、息子に対してだって早く結婚しろだとか、そういうことは言いますよ。「お前、老後はどうするんだ」とかね。仕事をやっているうちはいいかもしれないけれども、歳をとって退職して、プライベートの生活を独りで送るようになったときのことを想像すると、つい「いつ結婚するんだ」と言ってしまうものですよ。

大竹:3人の息子さんは、もうご結婚なさっているのですか。

上田:もう結婚はしているけど。まあ、息子の話はこの辺で終わりにしておきましょう(笑)。

大竹:お孫さんもいる?

上田:もう4人もいるよ。よちよちはいはいやっているよ(笑)。

 まあそれはともかく、子供がいくつになっても親の心配が尽きないのは、人生の一つのありさまとして普通のことであって、親としては娘に「どうだい、いい男はいないのか」とか聞いてしまうものだよ。

 ちゃんとバリバリ働いているし、しっかり生活もできているし、娘の「今」については何も心配していないと思うよ。だけど、親というのは、子供の一生を常に考えているものだからね。どうしてもその先々まで心配してしまうんだ。何も、シングルマザーでいいから孫の顔を見せろということを言っているんじゃない。仮にそうなったら、親はもっと心配するわね。

 だがら、そんなあなたの考えを親がストレートに聞いてしまったら、親はとんでもないと怒って、もっと心配するようになってしまう。

大竹:そうでしょうね。

上田:だから、もうとにかくシングルマザーでもいいからとか、好きでもない人と結婚して子供を作ろうかとか、考えてはダメだ。

 ちなみに、畠山みどりさんのことは、知っている?

大竹:畠山みどりさん?どなたでしょうか。

上田:演歌歌手ですよ。こんな歌があるんだ。

 恋をしましょう 恋をして
 浮いた浮いたで 暮しましょ
 熱い涙も 流しましょ
 昔の人は 言いました
 恋はするほど 艶がでる
 恋はするほど 艶がでる
 (「恋は神代の昔から」 作詞:星野哲郎 作曲:市川昭介)

 おい、しらけているのかね(笑)。

大竹:いや・・・・・・。なかなか、味のある歌ですね。上田さんは畠山みどりさんがお好きだったんですか。

上田:いや、ちょっと思い出した。

 ようするにね。仕事で輝いているあなたのような30代の女性なら、恋もすれば人生はもっと輝く。恋をしましょう。そうすれば、あなたには必ず、赤い糸で結ばれた男が現れますよ。ただし、なんぼ小指と小指が赤い糸で結ばれている男性がいたとしても、自分で行動しなければ、その男性は見つけられません。

 恋は、自分で行動しなければ寄ってこない。

 だから、仕事の合間にもっともっと人を好きになりましょう。もっと人と出会える世界に出て行って、活動的に動いてみてはいかがですか。そうすると、あなたが好きになり、彼があなたを好きになりということが、必ず出てきます。まずは、仕事以外でいろいろな人とのお付き合いを広げてみて下さい。

大竹:仕事以外で、ですね。

上田:そう。いや、職場内でも結構ですよ。ただし、不倫はいけませんよ。