電子書籍でつまみ読み

大竹:今もかなりの量を読むんですよね。

上田:通勤時間や出張の時間を利用して読んでいます。特に海外出張になると、飛行機の中にいる時間も長いでしょう。飛行機の中にいるのがつらいという人も多いけど、僕はそれが逆にうれしい。まとまった読書の時間を持てるから。普段はやはり細切れ、細切れになっちゃいますよね。従って、僕は小説のたぐいは最近、電子書籍で買っているんです。何冊も持ち歩けないからね。電子書籍がいいのは、5~6冊を同時に持ち歩いて、ぐるぐるつまみ読みができることですよ。マックス・ウェーバー、ケインズ、それに『コンビニ人間』(笑)。しかも、読書とは、必ずしもすべてを読み切る必要はありません。

大竹:つまみ読み、つまみ食いでいいと。

上田:うん。だけど、一気に読める本もあるんですよね。

大竹:どういう本ですか。

上田:やっぱり序盤戦から自分の琴線にびびっと響く本は、一気に読み切っちゃいますよ。それで、いろいろ考えながら読むというのは、これは細切れの状態になっちゃいますけど、それはそれでいいでしょうね。それはそれでどういう読み方をしても。

大竹:年間ざっくり何冊ぐらい読むんですか。

上田:どうなんだろうな。数えきれない。最近の電子書籍は面白いですね。あなたは何時から何時まで本を読みましたとかが、分かるようになっている。あなたは読み過ぎですよ、仕事してないでしょうと言われているみたいで、後ろめたくなるけど(笑)。

大竹:本当は、社長室で読書しているんじゃないですか。仕事のふりして。

上田:それは内緒(笑)。

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