男はトイレ(小)を立ってすべきか、座ってすべきか

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

上田:もうね、友人で家のトイレに行くのにビクビクするというのがいるんだよ。うちではできるだけトイレに行かず我慢していると。「何でだ」と聞いたら、基本的に男性は立ってするじゃない?

大竹:「小」のときですよね。

上田:だけど、嫁からしゃがんでしろと言われるらしいんだ。僕なんか立ったまましちゃうんだけど。

大竹:飛び散る可能性もあります。

上田:まあ、それはそうなんだけど、「小」でもしゃがんでしろと言われたうえに、「小」「大」関係なく、用を足すたびに「あなた、トイレを使ったら全部便器の周りから何から掃除してから出てこい」と言われるんだって。もうね、「お前は一軒家なんだから、自分専用のトイレを作れ」とアドバイスしているんだな(笑)。

日野なおみ(日経ビジネス 編集):トイレは、きれいに使わないとダメです。

上田:日野さん、お久しぶり。やっぱり女性はそう思っているの?

日野:男性だって座ってしなきゃ。飛び散るから。

上田:僕らの年代はね、座ってやるなんて信じられないわけよ。

日野:立ってしちゃ絶対ダメです(笑)。ダメダメ。

上田:やっぱりそうなのか。

大竹:若い世代は、男性でもそういう人は増えています。

上田:何か、最近はそんな感じだよね。

大竹:僕もあるときから、家では座るようになりました。一度慣れてしまうと、楽でいいですよ。新聞も雑誌もゆっくり読めますし。

上田:座ってすると、なんか元気が出ないじゃない。何か小さく、ちょろちょろと……。やっぱり、世代が違うのかな。

日野:奥様はたぶん、舌打ちしていると思いますよ。いいかげんにしてほしいと思っているかと。

上田:もちろん、汚さないように気を付けていますよ。

日野:気を付けるとかじゃなくて、女性は男性にトイレでも座ってほしいんです(笑)。飛び散っちゃうから。

上田:だって公衆トイレやオフィスのトイレでは、全部立ってしているじゃない。

日野:拭いてくれるならいいんですけど(笑)。終わった後に全部拭いて、きれいにして出てくれれば。

上田:俺は拭いているぞ。むしろ、女房に文句を言うくらいだ。「お前、いつも俺が拭いているじゃないか。お前もたまに、気が付いたらちゃんと拭け」と。

大竹:上田さんが拭くんですが。

上田:そう。

日野:偉い。

上田:僕は意外とそういうところがあるんですよ。トイレの扉を開けたときに、ちょっとこう汚れているとまず拭くよ。

日野:素晴らしい。すてきですね。

上田:それで、出掛けにひとつ、女房に嫌味を言うの。「おい、お前ね。トイレ拭いたところを見たことないぞ」と。「私はやっているわ」と言い返されるけどね(笑)。

大竹:トイレを巡る男女の確執は大きいですね(笑)。

 さて、そろそろ本題に移りましょう。