「盛り病」の末路は悲惨
大竹:最近は、男女の出会いがどんどん簡単になっています。スマホにマッチングアプリを入れておけば、いつでも気楽に出会いがある、らしいです。20代の若者に取材をすると、男性も女性も、マッチングアプリでの出会いはもはや日常のようです。
上田:そうらしいね。僕らの時代とは、様変わりだよな。
だからこそ、注意してほしいね。出会いのハードルがぐっと下がったことで、誘惑も増えるし、それで失敗するリスクも高まっているんじゃないかな。
大竹:気をつけましょう。
上田:今、俺を見て言ったな(笑)。
僕も過去に何人か、こういう方を見てきたよ。最初は仕事の接待で行くんだけれども、楽しんでいるうちに仕事のためという一線を忘れてしまって、だんだん深みに入っていって、結局お金でトラブルになって、借金を作ったり、会社をクビになったり。
そういう人たちがしまいにどうなるか。仕事を失って家族を養うのが非常に厳しくなったり、独身でも本来、自分がやりたかった仕事ができなくなったり。そうなると結局、キャバクラにも行けなくなるし、モテなくなる。本末転倒で、末路は悲惨だよ。
だから、「盛り病」になる前に、バランスを取りもどしなさい。
大竹:行くのならば自分の中でしっかり一線を引いて、深みにハマり過ぎないようにする。
上田:その通り。ちなみに、大竹さんも気を付けてくださいね(笑)。
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