大竹:なるほどね。パワハラ的なものかもしれないし。

上田:そうですね。であれば、それはもう配置転換をお願いすべき。だけど、こういった状況を乗り越えて、自分自身の非も含めて、失敗した状況を冷静に分析して、日々、反省しながら仕事に取り組めば、あなたはこの上司よりも、さらにいい仕事ができるようになるよ。

 会社は、この上司のことも見ていますよ。部下をどのようにマネジメントしているかをね。会社は、あなた以上に、この上司のことを見ていますよ。だから、あなたがきっちりと自分自身のやるべきことをやったうえで、本当に、この上司がプロジェクト失敗の原因ならば、しっかり会社に申し出ることです。

大竹:仕事の情熱を失ってしまう前に、まずは、何でうまくいかなかったのかをしっかりと分析すれば、その先の身の振り方もおのずと決まってくるということですね。

上田:会社は、部下からの評価を知りたいんです。いわゆる、360度評価のようなことをやると、社長や役員からはしっかり頑張っているように見える部長でも、部下からの評価はほとんどペケなんていうのが、意外と多いんだ。

大竹:本当ですか。

上田:意外と、な(笑)。

 それで、呼び出すんですよ。「お前、部下からの評価が最低だぞ」と。そうやって注意して、直すべきところは直してもらう。それには、部下からの評価も必要なんですよ。

 ただし、努力もしない部下の言うことは、信用できないからね。努力もぜす、やるべきことをやらずに、ただ「上司が悪い」なんて感情的に批判している部下は、もう失格。

 だから、あなたもまず、上司の批判はひとまず脇に置いておいて、まずは自分の働き方を振り返ってみて下さい。そうすれば、きっと上司の見方も変わりますし、次のプロジェクトもうまくいきますよ。

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