堂々と約束の期日を破り始めたら会社を辞めよう

大竹:確かにこの方も、いずれ堂々と約束の期日を破るようになってしまうのではないかと恐怖心に駆られているようです。

上田:だけど、そういうことはまずあり得ないと思うよ。

大竹:どうしてですか。

上田:実はもう、無意識に計算しているんだよ。自分の能力からすると、どれくらい時間がかかるのかと。実際、これまでもそれできちっとやってきたわけでしょう。もう、procrastinator と言ったっけ。この方はそのベテランの域に達しているよ。

 それでも、やっぱりどこかで恐怖が出るものなんだな。それすらできなくなったらどうしようと。大丈夫ですよ。そのときには、会社を辞めればいいだけですから。

 でも、あなたはそうはなりません。そういう人だからね。

大竹:これまで、そういう習性は周囲にはばれていないということですが、ばれると面倒臭いことになるかもしれませんね。上司や部下から、あいつはムダに残業しているとか、ムダに休日出勤しているとか、陰口をたたかれるかもしれません。

上田:そんなことを気にしてはダメだ。ばれても構わないし、ちゃんと期間内にやるべきことをきっちりとやれていれば、どう思われようが、それでいいでしょう。それが、あなたの仕事の完結させるために不可欠なプロセスなんだから。

 ただ、実際にムダに残業したり、休日出勤したりするのは、よろしくない。仕事をしていないわけだからね。むしろ、家でリラックスして本を読んだり、相撲を見たり、思い切って仕事から離れて、助走期間までの時間を過ごしてみるといいよ。その方が、発想が豊かになる。

大竹:早く仕事に取り掛かれないことを悩むのではなく、むしろ、思い切って仕事から離れて遊べと。

上田:うん。周りからどう思われているとか、そんなことを気にしていたら、本当に仕事がどんどんできなくなってしまうよ。

 こういう悩みを持っている人は、相当多いと思うんです。だけど、もう悩むのはやめましょう。そういう人なのですから。「それはいかん」なんて言われたって、直せないよ、この性格は。

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