「立ち会議」を採用する日本企業ももちろんありますが、まだ“主流”とは言えません。なぜ少ないのでしょうか。それは、「目的に応じ、会議をデザインする」という発想が少ないためではないでしょうか。

 TPOで服装を変えるように、会議もTPOで変えることができます。費用をかけて、会議室の改装工事をしなくても、意識を変えるだけでいいのです。グーグルを参考にすると3つにパターン化できます。

【TPOで変える会議パターン】

 グーグルの会議を見た先の企業幹部は、さっそく自社に戻って会議改革を始めています。会議室を工事すると費用がかかります。大阪商人としてコストに厳しい彼は、低コスト運営を徹底しています。その実践パターンを整理すると以下のようになります。

【TPOで変える会議パターン:実践編】

カフェ、あるいは海辺の宿で気分一新

 まず、近隣のカフェの場合。45分ほど部下数人とカウンターで議論しています。45分といえども立ちっぱなしはラクではありません。何とか早く終わらせようと、いつもは発言しない部下も、積極的に発言してくれているそうです。

 「長時間の議論」は、神奈川県小田原市にある海が見えるホテルにおいて、合宿形式で行いました。新年度の事業計画を練ったそうです。海を目の前にして気分もリフレッシュして、結果として「大きな絵」を描くことに成功したとのことです。これは本社の会議室ではできなかったと言います。合宿費用はかかりましたが、会議室を工事するのに比べたら、出費は少ないと言えるでしょう。

 読者の皆さん、いかがでしょうか。社内外で開く会議の数と時間は、膨大です。これを機会に、見直してはいかがでしょうか。創意工夫で、社員の意識や行動も変わり、生産性は高まるはずです。

3ステップで組織の生産性が劇的に上がる! 最強の会議術 6月1日(木)、2日(金)開講!

 本コラム著者、横田伊佐男氏による1泊2日の合宿型講座です。「確実に」「ストレスなく」組織の生産性を上げる会議の進行手法を2日に分けてしっかり学べます。

 プログラムは「最大の効果を引き出すためのカンタン準備術」「論点を定める『拡大思考』」「アイディアを整理する『分割思考』」「圧倒的な実行力を生み出す『俯瞰思考』」などで構成。15分の簡易ミーティングから数日に及ぶビジネス合宿まで、各種会議を効率的に取り仕切ることができるようになります。

 2日間の時間投資で、すぐに会議の質が変わる本講座。ぜひご参加ください。詳しくはこちら