対人関係であつれきを生む大きな要因が、情報共有の欠如です。「そんな話、聞いてないよ」という状況がもっとも良くないのです。極めてカンタンなことですが、「一応君」に対して、「事前・事後の共有」をすることが大事なのです。これを行うことで「仲間外れ」にされた気分は見事に消失します。

 では、具体的にどうやって「事前・事後の共有」を行うのでしょうか。以下の表に対策をまとめました。

◆一応君への「事前・事後の共有」
◆一応君への「事前・事後の共有」

 まず事前(会議前)ですが、メール共有はやめましょう。ニュアンスが伝わりにくく「仲間外れ」感が助長されてしまいます。すれ違いでも立ち話でもいいので、「あの件ですけど、時間がないので有識者だけで打合せだけする予定です。ご多忙と思いますので、結果だけ共有しますね」で済みます。

 このセリフを言い終えるのに10秒とかからないでしょう。しかし、この10秒があるのとないのでは、大きな差が生まれます。必ず、口頭で共有しておきましょう。

会議は議事録で報告を

 次に事後(会議後)ですが、これは口頭ではなく、議事録をメールなどで配布しておきましょう。口頭だと伝え漏れがありますし、議事録配布だと、「仲間から外れていない」感が当人に生まれてきます。議事録配布するメーリングリストに名前を入れるだけなので、5秒とかかりません。

 これら15秒の手間だけで、会議に呼びたくはない「一応君」を除外できます。しこりを残さずに、です

 会議は時間が限られています。必要な人材だけを集め、必要な議論を展開することを最優先させましょう。そのことで、ああだこうだ言う人は、丁寧に「15秒ケア」をしてあげればいいのです。

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