会議に次ぐ会議…。ビジネスパーソンにとって「会議」は必要不可欠な活動ですが、忙しければ忙しいほど、非効率な会議は避けたくなるものです。効率的かつ生産性のある「会議」は、上級管理職から一般社員まで共通の願い。とはいえ、理想にほど遠いのが現状でしょう。
このコラムでは、その課題を解決しつつ、「受動的」に会議にぶら下がる社員から、「能動的」に会議を仕切るビジネスパーソンに生まれ変わるため、カンタンかつ最強の会議術を修得してもらおうと考えています。
シリーズ
会議が変われば、仕事が変わる

完結
15回
-
その会議、1人の時給5000円を意識してますか?
旅行の計画を綿密に立てても、会議の備えを細かくする人は少ないでしょう。ですが、会議コストは莫大です。ぜひ結論をきちんと出す準備をしましょう。
-
「流れを変える一言」で存在感
会議の議論が細かい点に偏りすぎた時に流れを変えるのは50代管理職の役割です。一言に重みを持たせましょう。
-
最良の結論へ3つの秘策
会議が多い、長い、結論が出ないは大きな悩み。これを解消するファシリテートの3つのポイントを学びましょう。
-
30代社員は“悪魔”の発言を
会議では結論を出すことが大切な一方で、予定調和になりがち。そこで「悪魔の代弁者」なる手法を取り入れてみましょう。
-
新人諸君、会議で必ず質問しよう
新入社員がいよいよ職場の会議に出席。黙って話を聞くばかりになりがちだが、必ず質問しよう。
-
グーグルに見るサクッとまとめ術
やたらとある会議をどう減らすか。会議室ではないところで開くのがいいでしょう。効率を高める2つのパターンを紹介します。
-
「24時間戦えますか」は禁句
会議で議論しても、それぞれの立場があり、なかなか合意に至らない。そんな時は「ぼんやりシナリオ」を用意して、時間内で結論を出そう。
-
成果出るルーティン会議とは
流行語になったルーティン。成果を高める儀式ですが、社内会議のルーティンは惰性になりがち。ヤル気と成果を高めるに小さな工夫を加えましょう。
-
15秒ケアが会議を救う
「会議に誰を呼ぶか」。単純なようで重要なテーマだが、大切なのは議論と報告を分けて考えること。良い結論を導き、皆から支持を得るための運営術を指南する。
-
頭の中に「1枚の地図」を持っているか
どんな仕事もうまく周囲を巻き込み、取引先に満足してもらってこそ大成功と言える。そのためには意図や内容、狙いをうまく説明することが欠かせない。そのために要約力を身に付けよう。
-
小池都知事の“論点ずらし”は作戦か
危機的状況こそ、会議が活用されるのです。しかし、待ったなしの状況で会議が「有効活用」されるかどうかは別の話です。私は、会議術を使って仕事を変えたいというビジネスパーソン向けの講義の最後に「笑えない会議」の実話を紹介します…
-
会議を邪魔する「3大モンスター」
「モンスター」は、3種類に分かれます。受講生に対して与える3大モンスター別の処方箋、いや退治方法をお教えしましょう。3種類の「モンスター」達とはどんな「人」なのでしょうか。
-
「トランプ大統領と電話会議」なぜダメか
会議を招集する側も、招集される側も多大な労力を要します。それなのに、なぜ会議をするのか。そこまでしてでも「会って」会議をするのは、会議だからこそ得られるメリットがあるからです。
-
議事録が「当日配布」であるべき理由
「効率的」な会議に臨んでいるのでしょうか。ご自身のセルフチェックのために、「非効率」な会議にありがちな状況をまとめてみました。試しに以下の確認項目に該当するかどうかチェックしてみてください。
-
「うまくいかない会議」3つのチェックポイント
ビジネスパーソンにとって、なくならないもの、それが「会議」です。忙しいビジネスパーソンにとって、非効率な会議ほど避けたいものはありません。分かってはいるけど、何の手も打たず、ただ会議をやり過ごしてませんか。
おすすめのシリーズ
-
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
-
徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
-
クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
-
不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
-
菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
-
1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
-
10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
-
河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
-
ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
-
大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
-
グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
-
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
-
ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
-
テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
-
70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回