発明原理も「便利な一方、覚えにくい」という意見がありましたので、「歌」という相方をつけて「発明原理覚え歌」を作ってみました。

♪ 碁盤(ごばん=5番)に石を組み合わせ、並べ連ねて、力出す

歌の意味:碁盤と(碁)石を組み合わせると、囲碁というゲームとして遊ぶことができるようになる。囲碁では自分の石を並べ連ねることで、自陣としての力を出す。同様に、並べたり連続させたりすることは新たな力が出る

 今のところ、歌は1~20番まで作ってありまして、8歳の次女には意味が通じている上、3歳の長男は毎日喜んで歌っております。

 実は、トリーズ自身もまた、利用者の置かれている問題解決の段階や持っているスキルセットによっては、単体で利用するよりも、QFD(品質機能展開)やTM(タグチメソッド)といった別の問題解決手法と<組み合わせる>ことでより大きな効果を発揮することも少なくありません(具体例はTRIZシンポジウム2015内でも「あなたにとって最も良かった発表」をはじめいくつも紹介されています)。

 何か困った時には、「いい相方はなんだろう?」と考えてみると、悩みが解決することが多いですし、身の回りや自分のキャリアでの「いい相方に恵まれた最高の組み合わせ」を観察することをお薦めいたします。その積み重ねが、自分のかつての問題解決経験(=自分のキャリアの一部)を今、目の前にある様々な分野に転用して<組み合わせる>能力の向上につながります。そのことは、自分のキャリアの価値を若々しく保ち続ける“キャリアのアンチエイジング”につながっていきます。

 今回は、以下のことをご説明させていただきました

  • マナーモードの戻し忘れによる被害を防ぐには、「マナーモードへの協力」と対になる「マナーモードへの協力ありがとうございます」という終了時アナウンスを行うと効果がある。
  • <#5組み合わせ原理>は、特に同じ場面で使う者の相補的な組み合わせや、直列・並列的な組み合わせを想定するとアイデアがよりわきやすい
  • その例が赤青鉛筆、消しゴム付き鉛筆。また宅配ピザや洗濯ハンガー
  • LEGOのスタッド&チューブ構造は、相補的な組み合わせによって、LEGOの直列・並列的な組み合わせを実現しており、<#5組み合わせ原理>を体現したもの
  • トリーズもまた、ほかの問題解決手法を組み合わせて更なる力を発揮する例がある

 今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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