スマホなどを長時間利用すると、若い世代でも老眼と同じような症状が表れる。(©liza5450-123rf)

 近年のスマートフォンの普及拡大にともない、長時間のスマートフォン利用により老眼のような症状が出る「スマホ老眼」が新たな現代病として問題になっている。本来の老眼が加齢によるものであるのに対し、スマホ老眼は目の酷使が原因とされ、若い世代でも近くのものが見づらいなど、老眼と同じような症状が表れるようになる。

 トレンド総研が20~30代の男女スマートフォンユーザー500人を対象にインターネット調査(調査期間:2016年1月14日~15日)を実施したところ、約4割がスマホ老眼の自覚があることが分かった。

 1日当たりのスマートフォンの利用時間を聞くと、全体の平均利用時間は3.3時間で、約3人に1人(31%)は5時間以上も利用している。

便利な一方、目への負担が気になるスマートフォン

 スマートフォンの長時間利用における懸念点を尋ねると、「目に対する負担」(70%)が最も多く、「インターネットへの依存」(48%)、「姿勢が悪くなる」(35%)、「生活リズムや生活習慣の乱れ」(32%)などを大きく上回った(図1)。

図1◎ スマートフォンの長時間利用における懸念点は
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 また、6割以上(64%)が「スマートフォンを利用するようになってから、目に関する悩みが増えた」と回答し、そのうち4割以上(42%)はスマートフォンを長時間利用していて「手元がぼやけたり見にくいと感じた経験がある」と答えた(図2)。

図2◎ スマートフォンを利用するようになってから目の悩みが増えたか
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 具体的なエピソードとしては、「電車を待ちながらスマートフォンを見たあと、駅の看板に目を移すと、ぼやけて見えない」(28歳男性)、「スマートフォンを見ている途中でテレビに目をやると、見づらく感じる」(27歳男性)といった体験談が寄せられた。