みんなの便は、どんな感じ?
下記のグラフは、福田さんの著書『おなかの調子がよくなる本』(KKベストセラーズ)の編集にあたって行われた、20~50代の男女各100人を対象にした「おなかの調子アンケート調査」の結果の一部だ(内訳は、男女各20代=25人、同30代=25人、同40代=25人、同50代=25人、調査時期=2015年10月9日~10月14日、インターネット調査)。
8割近くの人が便の色を「茶褐色」と答えており、後述する理想の「黄褐色」を実現している人は少数派であることが分かる。また、自分の便の状態を「いつも確認する」という人は約4割にすぎないことも気になる。こうした点をはじめ、普段の自分の便や習慣がほかの人と比べてどんな様子か、データからイメージしてみよう。
「便は臭くて汚いものというイメージが根付いているため、排便後、すぐに流してしまう人がほとんどだと思います。しかし、流す前にひと呼吸置いて見てみてください。毎日続けると、自分の腸内環境に何か異変があった時に気づくことができるかもしれません」(福田さん)
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