ラーメンは、多くの人に愛されているにもかかわらず、“不健康”なイメージがある。そんなラーメンがここ数年で変わりつつある。素材にこだわる店が増え、「健康に配慮した」ラーメンを出す店が増えているのだ。それに伴い“ラーメン女子”と呼ばれる女性客も急増中。そこで日経グッデイでは、健康志向ラーメンの最新トレンドをいち早く取り上げ、東京で今話題のラーメンを提供している店を1軒ずつ紹介していく。今回紹介するのは、「薬膳」を積極的にラーメンに取り入れた「薬膳ラーメンドラゴン」。飲み屋がひしめくディープスポットの奥に「癒し」のラーメン店があった!
ラーメンには、とかくカラダに悪いイメージがある。ラーメンばっかり食べていると、メタボの原因になるだけでなく、寿命すら短くなるのではないか――。そう本気で心配しているラーメン好きも少なくないだろう。
だから、「アンチエイジング」「薬膳」というと、ラーメンとは無縁の存在だと思っている人がほとんどではないだろうか。
そんな“正反対”の存在をラーメンと融合させたユニークな店が総武線・亀戸駅のほど近くにある。それが、今回ご紹介する「薬膳ラーメンドラゴン」だ。野菜を積極的に使うのはもちろん、「薬膳」により積極的に健康効果を狙ったラーメンを提供している。噂を聞きつけて遠方から訪れる客も多く、さらに女性のひとり客のリピート率も高いという。
ディープスポット「亀戸横丁」に恐る恐る入ると…
総武線・亀戸駅北口から徒歩2分。居酒屋など小さな店舗が集合したディープスポット「亀戸横丁」がある。居酒屋、囲炉裏料理、肉料理、メキシコ料理、フィリピン料理、インド料理、ネパール料理など多種多様な店、14店舗がひしめき合っている飲み屋街だ。
恐る恐る横丁の入口から奥に向かって足を進めると、横丁内の一番奥にカウンター9席の小さなラーメン店が出現する。これが「薬膳ラーメンドラゴン」だ。2015年2月のオープンから、「アンチエイジング」「薬膳」をうたったラーメンを提供している。
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