とても簡単な「つぶやき入眠術」

 どの項目もチェックが半分以内であれば、「病気が原因の不眠症」である心配は少ない。つまり、ストレスや生活習慣の乱れから起こる不眠症ということになる。

 不眠症にもいろいろな悩みがあるが、最も多いのは「眠いのに眠れない」、つまり寝付きが悪いタイプだろう。体はくたくたに疲れているのに、ベッドの中で目がらんらんとさえてくる。「眠らなければ!」と焦ると、いよいよ眠れなくなってしまう。毎晩ではなくても、翌日に大きなイベントがあるときなど、経験したことがない人はいないと思う。

 そんなときにぜひ試してほしいのが森下院長の提唱する「つぶやき入眠術」。やり方は実に簡単だ。

 ①仰向けに寝て足は肩幅に開く。手のひらを下にして敷布団に乗せる。枕は使わないのがベストだが、どうしても欲しいときはタオルなどを折りたたんで低い枕を作る。

 ②少しあごを反らせるようにして口の力を抜き、ポカンと開ける。

 ③何も考えず、心の中で「アー」と何十秒かつぶやく

 これだけだ。一発で眠れなければ、何回でも「アー」を繰り返せばいい。ポイントは“筋肉の弛緩”と“ものを考えない”こと。「うまくできれば確実に眠れます」と森下院長は断言する。

 では、少し細かく説明しよう。

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