「褒め言葉の五十音リスト」で表現力を磨こう

 自他への感謝の気持ち、認める気持ちを持っていても、それをなかなかうまく表現できないという人は、「褒め言葉の五十音リスト」を作ってみましょう。これは、人事コンサルティング事業を手がけるパートナーズリンクSR代表で、日本褒め言葉カード協会の理事長も務める藤咲徳朗さんが考案した「褒め言葉あいうえお表」を基にしたものです。

 これも、何人かでやって共有してみると、自分では思いつかなかった言葉が出てきて、「それも褒め言葉になるのか」などと盛り上がり、いろいろな言葉が出てくるようになります。さらに一歩進んで、ABCなどアルファベットでも褒め言葉をリスト化しておくと、英語力のアップにもつながり、英語を多用する職場では便利でしょう。

「褒め言葉の五十音リスト」の一例

  • 「あ」⇒「ありがとう」、「あなたならできるよ」
  • 「か」⇒「感謝しているよ」、「頑張っているね」
  • 「さ」⇒「さすがだね」、「支えられているよ」
  • 「た」⇒「頼れるね」、「助かったよ」
  • 「な」⇒「なるほどね」、「納得できるな」

 こうした「感謝リスト」や「褒め言葉の五十音リスト」のグループワークを実施すると、終了する頃には皆さん、生き生きとした表情になります。褒め上手になるには、まずはこんな簡単なエクササイズの刺激で、感謝力、表現力を磨いてみてください。

  • 相手を褒めるには、自他を認める感覚・感性を刺激し磨く
  • 5つの感謝を書き出す「感謝リスト」を作り、習慣化する
  • 「褒め言葉の五十音リスト」で表現力をつける

(まとめ:田村 知子=フリーランスエディター)

渡部 卓(わたなべ たかし)さん
帝京平成大学現代ライフ学部教授、ライフバランスマネジメント研究所代表、産業カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ
渡部卓(わたなべ たかし)さん 1979年早稲田大学卒業後、モービル石油に入社。その後、米コーネル大学で人事組織論を学び、米ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを取得。90年日本ペプシコ社入社後に米国本社勤務を経て、AOL、シスコシステムズ、ネットエイジでの幹部を経験し、2003年ライフバランスマネジメント社を設立。以来、職場のメンタルヘルス対策、ワークライフコーチングの第一人者として、講演、企業研修、教育分野、マスコミでの実績は海外も含めて多数に上る。著書に『折れない心をつくる シンプルな習慣』(日本経済新聞出版社)、『明日に疲れを持ち越さないプロフェッショナルの仕事術』(インプレス)、『金融機関管理職のためのイマドキ部下の育て方』(近代セールス社)などがある。

この記事はシリーズ「「一に健康、二に仕事」 from 日経Gooday」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。