「褒め言葉の五十音リスト」で表現力を磨こう
自他への感謝の気持ち、認める気持ちを持っていても、それをなかなかうまく表現できないという人は、「褒め言葉の五十音リスト」を作ってみましょう。これは、人事コンサルティング事業を手がけるパートナーズリンクSR代表で、日本褒め言葉カード協会の理事長も務める藤咲徳朗さんが考案した「褒め言葉あいうえお表」を基にしたものです。
これも、何人かでやって共有してみると、自分では思いつかなかった言葉が出てきて、「それも褒め言葉になるのか」などと盛り上がり、いろいろな言葉が出てくるようになります。さらに一歩進んで、ABCなどアルファベットでも褒め言葉をリスト化しておくと、英語力のアップにもつながり、英語を多用する職場では便利でしょう。
「褒め言葉の五十音リスト」の一例
- 「あ」⇒「ありがとう」、「あなたならできるよ」
- 「か」⇒「感謝しているよ」、「頑張っているね」
- 「さ」⇒「さすがだね」、「支えられているよ」
- 「た」⇒「頼れるね」、「助かったよ」
- 「な」⇒「なるほどね」、「納得できるな」
こうした「感謝リスト」や「褒め言葉の五十音リスト」のグループワークを実施すると、終了する頃には皆さん、生き生きとした表情になります。褒め上手になるには、まずはこんな簡単なエクササイズの刺激で、感謝力、表現力を磨いてみてください。
- 相手を褒めるには、自他を認める感覚・感性を刺激し磨く
- 5つの感謝を書き出す「感謝リスト」を作り、習慣化する
- 「褒め言葉の五十音リスト」で表現力をつける
(まとめ:田村 知子=フリーランスエディター)
帝京平成大学現代ライフ学部教授、ライフバランスマネジメント研究所代表、産業カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ

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