正しい経営判断には、健やかな心身が必須

「健康管理は経営者の務めといえるかもしれません」
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 通勤や移動は車ですから、平日はほとんど歩きません。それでも少しずつ歩こうと、社内でトイレに行く際は、オフィスのある9階ではなく4階のトイレを利用するようにし、階段で上り下りしています。こうしたちょっとした運動でも、習慣づけてコツコツ続けることが大切だと思います。

 帰宅後は入浴して寝るだけ。関西の自宅は森の中にあり、空気が新鮮で気持ちも安らぎます。東京にも自宅があるのですが、その周辺は緑が少ないせいか、空気も乾燥しています。とくに、就寝時は湿度の低さが気になるので、東京の自宅では業務用の加湿器に、浄水器で作った水を入れて放出するようにしています。最低でも湿度が50%はないと、気持ちよく眠れませんし、肌にもよくないですからね。

 経営者は常に、意思決定を求められます。そのときに、体も心も健康な状態でいなければ、判断を誤る恐れもある。健やかな心身を保つ秘訣は、こうした日々の食事や運動を無理なく少しずつ習慣づけていくことですね。とくに、毎朝の習慣は、仕事へ向かう活力になります。


(まとめ:田村知子=フリーランスエディター/インタビュー写真:水野浩志)

葉田順治(はだ じゅんじ)さん
エレコム社長
葉田順治さん 1953年三重県生まれ。76年甲南大学経営学部卒業。86年5月にエレコムを設立し、取締役に就任。92年常務、94年専務を経て、94年11月から現職。