仕事においては、やはりカラダが資本。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日ごろからの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム、今回はパソコン・スマートフォン周辺機器メーカー、エレコム社長の葉田順治さん(62歳)が登場する。中国勢との競争が増す中でも5期連続で増収増益を果たす好調企業を率いる社長の素顔は、自他ともに認める「健康マニア」だった。
朝食は玄米粥を土鍋で炊く
国内外の出張が多く、朝目覚めたときに自分がどこにいるのか分からなくなることもある。そんな多忙な日々を送っています。だからこそ、関西の自宅では、長年続けている生活習慣を大切にしています。
朝は5時30分頃に起床。ストレッチで体をほぐしてから、朝食の玄米粥と「延命茶」という野草茶の準備をします。朝食を玄米粥にしてから15年くらい経つでしょうか。玄米は精米した白米よりも栄養価が高く、健康にいいといわれています。ただ、消化があまりよくないそうなので、前夜から浄水器の水に浸したものを土鍋で炊いて、食べやすいお粥にしているのです。お粥は水分をたっぷり含んでいて、少量で満足感が得られるのもいいですね。
玄米粥ができるまでの時間で入浴と筋トレ
玄米粥ができるまで40分ほどかかるので、その間に入浴をして、筋トレを行います。私は低血圧なので、いきなりトレーニングを始めてしまうと力が入らず、危険です。トレーニングの前にジャグジーで体を温め、温・冷と交互にシャワーを浴びて、体を目覚めさせるんですね。
筋トレは30年ほど前から始め、週に1度のペースでジムに通っていましたが、数年前に自宅のリビングにジム並みの機器を買い揃えて、トレーニングルームを作りました。そこで腹筋や背筋のトレーニング、ベンチプレス(大胸筋を鍛える機器)など、トレーナーに組んでもらったメニューを20分ほどかけて行っています。筋トレについては、次回(こちら)に詳しくお話しましょう。
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