②については、そっくり真似ようとすると自然に強い集中状態が起こるため、高い学習効果が現れます。人間の頭の中では、常にさまざまな情報が行きかっています。つまり雑念が生まれては消えています。普通にただ「勉強しよう」と思っても、思うように成果が出ないのはそのためです。いかにうまく集中状態を生み出すか――それが効果的な学習の鍵なのです。もちろん、そっくりに真似しようとすれば、発音やイントネーションがうまくなることは言うまでも有りません。

2種類のスピーキング力

 スピーキング力といっても大きく2種類あって、以上お話してきたスピーキング力というのは、どちらかというと、「スピーチ力」とでも言えるものです。つまり、少しまとまりのある内容を英語で伝える力です。スピーキング力には、この他にも、いわゆる日常会話、あるいは社会生活会話とでも言うべきものがあります。例えば、「週末、どうだった?」とか、「今週の金曜、ヒマ?」とか、さらには「ミーティングが1週間繰り上がったよ」とかいったような、ベーシックな会話力です。次回は、このタイプのスピーキング力の身に付け方についてお話したいと思います。

文法ワンポイント

 最後に、to形(不定詞)について解説してみます。to形の意味は「~する」で、to study(勉強する)、to have(持つ)、to take a vacation(休暇を取る)のようになります。これに、「英文のマスターキー」を当てはめてみましょう。例えば、「I want to take a vacation.」なら、

と理解できます。また、「I walk to stay fit.」なら、

と理解できます。さらに語句に応用する場合、例えば、「something to drink」なら、

と理解できます。

 英語に関する限り、私たちの能力は30%程度しか引き出されていません。これはとても残念なことです。このコラムでは、どうすれば残りの70%の能力を発揮できるかについて、日本語を活用するという手法を中心にさまざまな観点からお話ししていきます。

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