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 先日、ある方から一通のメールをいただきました。内容は、簡単にいうと英語の学習法についての相談でした。私も忙しい身ですし、中途半端な話なら相談に乗るつもりはなかったのですが、その方が驚くべきバックグランドを持っていたのです。

 その人は、外資系企業の元管理職で、仲間とともに日本の英会話を革新するために会社を飛び出して起業し、全くのゼロからはじめて5年間で独自のシステムを開発、すでに大手企業で実績を出しつつあるというのです。

 私があれこれ言うのもまどろっこしいので、この方の言葉をできるだけ忠実に書き出してみます。

  1. 今の日本の企業は、海外展開に際して、その仕事にもっとも相応しい業務遂行能力を持った人を送り出すという、当たり前のことができていないケースが多い。
  2. なぜなら、そうした適材ほど、英会話が不得手だという傾向が強いからである。その根底には、仕事を頑張る人ほど、長期間・長時間の英会話の勉強ができないという矛盾がある。
  3. これは、企業の持つ貴重な「人材のポテンシャル」を無為に失っている事に等しく、深刻な問題である。
  4. このような例の他にも、グローバル化の急速な進展で、高い潜在力を持つ人材が、英会話ができないという理由で苦しんでいる例が数多くある。
  5. 以上の点は、企業だけでなく、この国にとって莫大な損失である。
  6. 私たちは、実際にビジネスの現場にいた者として、この実態を看過できない。なんとしてもビジネスパーソンに「英会話」という武器を与え、個人・企業、ひいては日本の活性化のために少しでも寄与したい。

 これは、これまで私が追求してきた理念とまったく同じです。私は主に学校教育の周辺で活動してきましたが、教育にせよ、ビジネスにせよ、「人材の活性化」こそがすべてです。この一点が死守されないと、地域であろうと企業であろうと国家であろうと、必ず活力を失い崩壊していきます。

 人は活性化されなければならない。

 今、もしこの理念の前に大きく立ちはだかる問題があるなら、その問題は早急に解決する必要があります。私、そして彼らにとっては、それがたまたま「英語」であり「英会話」だったわけです。

 同じ理念をもって、それぞれに技術を磨き上げ、実績を残してきたとなると、それらが融合するのは自然の成り行きです。

 このような経緯で、このたび私の監修の元、「ビジネスパーソン向けの最強英会話プロジェクト」が発足しました。これは、その名の通り、日本最強のシステムになると予想しています。