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顧客起点の経営改革 経営に「顧客」を取り戻せ

 「40社以上の経営とコンサルティングの結果、日本企業が抱える問題は1つの原因に集約されると確信した」──。そう語るのはマーケティングや企業育成で知られる西口一希氏だ。西口氏は、P&Gで紙おむつの「パンパース」やヘアケア商品の「パンテーン」といったブランド事業を手掛け、2006年にロート製薬に移ってから、スキンケアブランドの「肌ラボ」を年商20億円から160億円にまで育て上げた。さらにその後、ロクシタンジャポンの代表取締役社長として2年で最高収益化に貢献し、スタートアップのスマートニュースでは日本と米国のマーケティング責任者として、時価総額で1000億円を超える成長に重要な役割を果たすなど、手掛けるブランドを大きく成長させてきた実績を持つ。

 その西口氏は近年、経営やマーケティングのコンサルティングに加え、調査・分析事業も展開しており、その過程で「企業が抱える問題の原因が見えてきた」と言う。問題の原因とは何か。西口氏は「急激に時代が変化、顧客が変化する中で、企業経営者に顧客が見えなくなっていることだ」と指摘、さらに「解決の方法も見えてきた」と話す。多様な事業で実績を積み上げてきた西口氏が言う「問題の解決の方法」とはどんなものなのか。どうすれば、顧客が見えるようになるというのか。

 西口氏による連載「顧客起点の経営改革」をお送りする。

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講師

西口 一希

にしぐち・かずき

M-Force 共同創業者 取締役 / Strategy Partners 代表取締役

1990年P&Gに入社、マーケティング本部にてブランドマネージャー、マーケティングディレクターを歴任。2006年よりロート製薬 執行役員マーケティング本部長として60以上のブランドマーケティングを統括。15年4月よりロクシタンジャポン代表取締役社長、16年にグループ最高利益を達成。その後、アジア初のグローバルエグゼクティブメンバー、社外取締約戦略顧問。17年からスマートニュースに日本と米国のマーケティング担当執行役員として参画。日本と米国を同時成長させ、累計5000万ダウンロード、月間使用者数2000万人を達成、19年8月に、企業評価金額が10億ドル(約1000億)を超える国内3社目のユニコーン企業までの急成長に貢献。日本企業成長投資 アドバイザー。Strategy Partners 代表取締役。著書に『たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング』(翔泳社)、『アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40』(ダイヤモンド社・共著)。

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