日立製作所や富士通など、日本の大手企業が相次いで「ジョブ型」といわれる雇用制度に移行しています。こうした動きは何をもたらすのでしょうか? そのジョブ型に対する安易な期待に警鐘を鳴らすのが雇用ジャーナリストの海老原嗣生氏です。「脱・日本型雇用」の議論は長らく続いてきましたが、ジョブ型はその答えになるのでしょうか。
※本シリーズは2021年4月7日 (水)、14日(水)に実施した日経ビジネスLIVEで実施したウェビナーの再配信です。
■講師
海老原嗣生(えびはら・つぐお)氏
ニッチモ代表取締役、政府労働政策審議会人材開発分科会委員、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授
1964年東京生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートエージェント)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌「Works」編集長を務め、2008年にHRコンサルティング会社ニッチモを立ち上げる。
■参考教材
海老原嗣生著『人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~』(日経BP)