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 新型コロナウイルスの感染拡大で、経済も政治も、私たちの価値観も大きく変わろうとしている。急速に進んだグローバル化は、ウイルスの感染を短期間で全世界に広げた。その一方で、デジタル技術の進展でテレワークやeコマースが可能になり、外出自粛で経済は停滞しつつも回り続け、友人とのコミュニケーションも途絶えることなく生活できている。

 疫病、戦争、気候変動……。人類はこれまで何度も危機に直面してきた。だが、そのたびにイノベーションが起き、グローバル化は止まることなく、危機を克服してきた。

 今回の「コロナ・ショック」を克服するために、私たちはどのような視座を持ち、どのような行動を起こせばいいのだろうか。日経ビジネスのオンラインゼミナールでは、様々な知の巨人たちが、歴史を振り返りながら危機を克服するための人類の知恵を解説している。新型コロナの感染が収束した後の「ニューノーマル」といわれる世界に備える、リーダーのための教養講座を紹介する。



(1)出口治明の「5000年史」講座(全11回、連載中)

 
立命館アジア太平洋大学(APU)学長

これまでに世界1200都市以上を訪問し、読んだ本は1万冊以上という、立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長による世界史講座。歴史に親しんでこなかったビジネスパーソンでも楽しめるように、5000年史を動画とテキストでダイナミックに解説する。(写真:山本 厳)

第5回 グローバリゼーションが生んだペストの大流行で荒れる世界



(2)ジャレド・ダイアモンドに聞く 「危機と人類」10の質問(全10回)

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)地理学教授

徹底したフィールドワークから、人類の発展や文明の盛衰などを分析してきたジャレド・ダイアモンド氏。世界的大ベストセラーとなった『銃・病原菌・鉄』(草思社文庫)でピュリツァー賞を受賞しているダイアモンド氏が、新著『危機と人類』(日本経済新聞出版)をベースにした10の質問に答える格好で、日本が進むべき道を示す。(写真:吉成大輔、PIXTA)

第1回 J・ダイアモンドに聞く(1)なぜ『危機と人類』を書いたのか?



(3)国際エコノミストが斬る 気候変動の経済学(全7回、連載中)

国際通貨基金(IMF)調査局シニアエコノミスト

地球温暖化対策が国際政治経済で重要なテーマとなってきた。地政学的な見地や環境専門家の知見を踏まえ、米ワシントンDCの国際通貨基金(IMF)本部でシニアエコノミストとして活躍する松本哲人氏が、気候と経済成長の関係、代替エネルギーの経済性などについて、経済学者の視点から解説する。(写真:PIXTA)

第1回 地球温暖化は、人間の活動が原因だ



(4)『ファクトフルネス』に学ぶ世界を正しく見る方法(全4回)

『ファクトフルネス』共著者
ギャップマインダー財団共同創業者兼バイス・プレジデント

私たちの世界の見方は、いかに思い込みによってゆがめられているか。ベストセラー『ファクトフルネス』は、先入観に左右されずに、データに基づいて世界を正しく見る方法を指南している。共著者のアンナ・ロスリング・ロンランド氏が、世界を正しく見る方法を記者の質問に答える形で伝授する。(写真:PIXTA)

第1回 『ファクトフルネス』はこうして生まれた



(5)ざんねんなニンゲンはどうぶつに学べ(全5回)

動物学者

欲深く、悩み深い「ざんねんな」ニンゲンが動物から学ぶべきこととは? ベストセラー『ざんねんないきもの事典』の他、多くの図鑑監修を手掛ける動物学者の今泉忠明氏に聞く。(イラスト:藤村 豪=DreamMovie)

第1回 ニンゲンも最期は骨になる