「知の巨人」、立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長の世界史講座。第9回は19世紀。フランスではナポレオンという偉大な皇帝が誕生し、したたかなイングランドがインドなどを併合して大英帝国をつくり上げた。ナポレオンが生み出した「国民国家」の概念はヨーロッパ中に広がり「革命」が連鎖。プロイセン(ドイツ)ではビスマルクという外交の天才が登場。アヘン戦争で厳しい状況に追い込まれた中国を尻目に、ヨーロッパが世界の覇権を握った。

2020年4月17日公開の動画を音声化したものです)

■目次
●市場経済の法的枠組みを完成させた天才ナポレオン
●ナポレオンの没落とウィーン体制
●アヘン戦争とアジアのたそがれ
●ナポレオンの「自由、平等、友愛」が伝染し「ヨーロッパ革命」へ
●開国と明治維新の本当の恩人は阿部正弘
●ナポレオン3世との「密約」で始まったイタリアの統一
●アメリカの市民戦争で60万人も死者が出た理由
●外交の天才、ビスマルクの活躍
●日本の朝鮮出兵、日清戦争と義和団事件

※本ゼミナールは、「2019年度APU・大分合同新聞講座」を収録・編集したものです

米国の南北戦争(写真:ユニフォトプレス)
米国の南北戦争(写真:ユニフォトプレス)

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2020.2.14更新

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