「知の巨人」、立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長の世界史講座。第7回は17世紀の世界。ヨーロッパでは新教徒とローマ教会の激しい対立に乗じて各国が火事場泥棒的に勢力拡大を画策し、各地で長期にわたって戦争が続く。ネーデルラント(オランダ)が衰退する一方、インドの小さな島、ボンベイ(ムンバイ)を得たイングランド(英国)の幸運が始まり、世界初の中央銀行が誕生する。中国は大清グルンが中国を再統一し、インドではムガール帝国が衰退に向かう。

2020年4月3日公開の動画を音声化したものです)

■目次
●外交権と軍事権を持つネーデルラントの東インド会社
●新教徒の弾圧で勃発した「30年戦争」
●30年戦争の終結と三王国戦争(清教徒革命)
●ホンタイジによる大清グルンの成立と中国の再統一
●幻の「黒いタージ・マハル」とムガール朝の衰退
●クロムウェルの航海条例と第1次英蘭戦争
●第3次英蘭戦争とイングランドの幸運のはじまり
●ネーデルラントの衰退と世界初の中央銀行の誕生
●「トラを素手で絞め殺した」康熙帝の時代に大清グルンは最盛期へ

※本ゼミナールは、「2019年度APU・大分合同新聞講座」を収録・編集したものです

17世紀の東インド会社の船(写真:ユニフォトプレス)
17世紀の東インド会社の船(写真:ユニフォトプレス)

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2020.2.14更新

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