「知の巨人」、立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長の世界史講座。第5回は13~14世紀がテーマ。13世紀は、西洋では「近世初の知的君主」といわれたフェデリーコ2世、アジアではモンゴル世界帝国をつくったクビライ・カアンという、ともに合理的な国家運営を行う近代的なリーダーが誕生した時代だった。ところが14世紀に入ると、優れたリーダーの死後に生まれた権力の空白状態に、気候の寒冷化とペストの大流行が重なり、世界は荒れ始める。中国には明という暗黒政権が生まれ、トルコ人のオスマン朝が東ヨーロッパに誕生する。

2020年3月13日公開の動画を音声化したものです)

■目次
●“近世初の知的君主”フェデリーコ2世の時代
●チンガス・カンの即位に始まるモンゴル帝国の拡大
●銀と紙幣で貨幣経済を広げた合理主義者のクビライ・カアン
●クビライの中国統一。日本に攻めてきたのは軍人の失業対策
●フランス人を“皆殺し”にした「シチリアの晩鐘」
●英仏100年戦争とフィレンツェの銀行家の没落
●寒冷化によるペストの大流行と、中国・明の「暗黒政権」
●荒れるヨーロッパと「ルネサンス」の予感

※本ゼミナールは、「2019年度APU・大分合同新聞講座」を収録・編集したものです

銀と紙幣で貨幣経済を広げた合理主義者のクビライ・カアン(写真:Science Source/アフロ)

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2020.2.14更新

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