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スマートバリューは、自動車部品の修理工場を出発点にIT企業に成長した珍しい会社である。想像もできないような大変身の元には、町工場時代に訪れた携帯電話市場の勃興に参入できるという数少ないチャンスをものにしたしぶとさがあった。そしてインターネットの時代を迎えてさらに事業を切り替え続ける選択眼と技術獲得の努力が、道を切り開いた。今では、自治体の情報システムや企業の社用車の運行管理システムなど、多様な情報システムを開発するハイテク企業となり、東京証券取引所1部にも上場した。渋谷順社長に、その劇的な変身の軌跡を聞いた。