【流】時代の流れを見極めること。
「半歩先、1歩先、3歩先。流れの先を読んで仕掛けていく」「ど真ん中のさらにど真ん中を狙っているつもりです」「物事を難しく考えることはない。わざわざ川の流れに逆らって泳ぐへそ曲がりは事業家として失格ということです。へそ曲がりは事業家には向いていない」
【攻】攻める。
「チャレンジしないことが悪」「地に足がついたことをやっても革命にはならないんです」
【守】守りとは、財務であり、キャッシュである。「ベンチャーが潰れる原因は資金繰りが、ほとんどだ」「攻めるために資金を確保すること」「資金繰りで倒れないようにしながら、なおかつ攻める」「攻めと守りを同時に行っている」。
【群】個に頼らない。1つの商品、1人の人、1つの事業分野に頼らない。「シングルブランド、シングルビジネスモデルでは300年は続かない」。
(この記事は、「日経トップリーダー」2019年12月号の記事を基に構成しました)

日経トップリーダーが編集を担当した書籍『孫正義 事業家の精神』が近々、日経BPより発行になります。著者は30年以上、孫氏に取材してきた作家の井上篤夫氏。知られざるエピソードを盛り込みながら、事業家の精神がどのように醸成されていったのか、時代ごとの孫氏の言葉をひも解きながら整理しています。泰蔵氏の「孫正義論」もふんだんに掲載。表紙の揮ごうは書家の前田鎌利氏です。グローバル時代に向けて、本文は日本語・英語を併記しています。
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