かつて大企業の専売特許だったM&Aが、中小零細企業や個人にも手の届くものになった一方、従来考えられなかったタイプのトラブルが起こるようになったことは前回述べました。

 実際、オンラインによるM&Aの進め方や考え方は、従来のM&Aのそれとは大きく異なります。顕著なのが成約期間で、最も多いのが3カ月程度と、従来の一般的な中小M&Aの3分の1です。1カ月、あるいは2〜3週間といった例も決して珍しくありません。

 その結果、新たな問題が起こるようになりました。スピード感の差が生むすれ違いです。

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