「(我々は)自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって、自らを決定するのである」。こう言ったのは、19世紀末から20世紀初頭に活躍したオーストリアの心理学者のアルフレッド・アドラーである。哲学者の岸見一郎氏らが、その心理学を解説して2013年に出した『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)が大ベストセラーになったことでも知られる。冒頭の言は、アドラー自身の著書『人生の意味の心理学』(アルテ)の一節だ。

 人はたいていの場合、自らの行動を原因論で考える。「こんな悪い原因があったから自分はこうなった」と。これに対してアドラーは、人は経験を自分の目的に合うように意味づけて解釈して、それを達成するために使っているとする。だから目的を変え、過去の意味づけをし直せば、人生自体を変えられるというわけだ。原因論ではなく、目的論こそ大事だというのである。

社員の主体性が大事

 最近、ロート製薬の取材をする機会があった。恐らく聞いたことのない人はいない有名企業である。だが、社員に対して、自分の生き方や会社員としての人生を自らデザインして取り組むよう促す独自経営の会社であることはあまり知られていない。

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2/22ウェビナー開催、ウクライナ侵攻から1年、日本経済「窮乏化」を阻止せよ

 2022年2月24日――。ロシアがウクライナに侵攻したこの日、私たちは「歴史の歯車」が逆回転する光景を目にしました。それから約1年、国際政治と世界経済の秩序が音を立てて崩壊しつつあります。  日経ビジネスLIVEは2月22日(水)19時から、「ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済『窮乏化』を阻止せよ」と題してウェビナーをライブ配信する予定です。登壇するのは、みずほ証券エクイティ調査部の小林俊介チーフエコノミストです。世界秩序の転換が日本経済、そして企業経営にどんな影響を及ぼすのか。経済分析のプロが展望を語ります。視聴者の皆様からの質問もお受けし、議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。 

■開催日:2023年2月22日(水)19:00~20:00(予定)
■テーマ:ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済「窮乏化」を阻止せよ
■講師:小林俊介氏(みずほ証券エクイティ調査部チーフエコノミスト)
■モデレーター:森 永輔(日経ビジネスシニアエディター)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

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