草開 千仁(くさびらき・ちひと)
草開 千仁(くさびらき・ちひと)
1965年生まれ、東京都出身。87年青山学院大理工学部卒、ウェザーニューズ入社。93年営業総本部航空事業部長、99年副社長などを経て2006年社長(写真/皆木優子)

Q.創業者が若くして亡くなった後の混乱をどのようにして防ぎ、いかに会社を成長させ続けたのか

A.創業者の鉄則は守りつつ、組織化を進めた

 なぜ私が41歳で社長になったのか。それは私が一番、この会社で失敗の多い人物だからなのでしょう。1999年に副社長に就任したときに創業者で当時社長だった石橋博良さんからは「次の社長はお前だ」と言われました。石橋さんのつくった会社ですから、当初は「本当かな」と半信半疑でしたが、2006年に私は社長に就任し、石橋さんは会長となりました。

 私も月並みな人間ですから、就任当初は肩に力が入ったものです。そんなとき、石橋さんがこんな言葉をかけてくれました。「俺はアジアで気象リテラシーを高める活動に専念したい。だから君はビジネスを通じたリテラシーの向上に集中してくれ」と。それで肩の力が抜けました。会長が使命を果たせるように仕事を奪ってやろう、と。

 「おまえは石橋ではない」とも話してくれました。つまり、創業者のカリスマ性に頼ったスターシステムではなく、組織的に会社を運営すればいいと。そんな社長職にも理解が深まりつつあった時、突然、石橋さんが、がんに侵され余命が3カ月しかないと医師に告げられました。08年秋のことです。

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2/22ウェビナー開催、ウクライナ侵攻から1年、日本経済「窮乏化」を阻止せよ

 2022年2月24日――。ロシアがウクライナに侵攻したこの日、私たちは「歴史の歯車」が逆回転する光景を目にしました。それから約1年、国際政治と世界経済の秩序が音を立てて崩壊しつつあります。  日経ビジネスLIVEは2月22日(水)19時から、「ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済『窮乏化』を阻止せよ」と題してウェビナーをライブ配信する予定です。登壇するのは、みずほ証券エクイティ調査部の小林俊介チーフエコノミストです。世界秩序の転換が日本経済、そして企業経営にどんな影響を及ぼすのか。経済分析のプロが展望を語ります。視聴者の皆様からの質問もお受けし、議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。 

■開催日:2023年2月22日(水)19:00~20:00(予定)
■テーマ:ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済「窮乏化」を阻止せよ
■講師:小林俊介氏(みずほ証券エクイティ調査部チーフエコノミスト)
■モデレーター:森 永輔(日経ビジネスシニアエディター)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

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