「管理職になりたくない」という若手社員が増えている。出世をモチベーションに努力してきた「昭和世代」からすれば、理解し難く、困惑する。現場のリーダーである管理職がいなければ、組織は回らない。なぜ今どきの若者は昇進を嫌がるのか。その理由を解明しつつ、若手社員が積極的にリーダーを務めている企業のケースや、識者のコメントから 「管理職になりたくない症候群」への処方箋を示す。

(イラスト/PIXTA)
(イラスト/PIXTA)

<特集全体の目次>

・昭和世代は驚愕!? 若者の83%が「出世は勘弁」

・「それなら頑張るか!」ヤッホーの思わず出世したくなる仕組み

・昇進の“報酬”は、社長並みの強い権限 事業設計も採用も

・中間管理職が1人で何役もこなす時代は終わる(11月10日公開)


 Case2 
クラスメソッド(クラウドなどの企業向け技術支援)
昇進の“報酬”は、社長並みの強い権限

大胆な責任権限の委譲で、社員の昇進意欲を高めている会社がある。2004年設立のIT企業、クラスメソッドだ。若者をその気にさせるのは、決して報酬だけではない。

「昇進後のやりがい」を大きく高めることで、管理職志願者不足を解消しているのが、クラウドなどの企業向け技術支援を手がけるクラスメソッド(東京・千代田)だ。

 従業員数はグループ全体で約700人。売上高は4年前の約5.7倍、427億円(2022年6月期)という急成長企業だ。

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2/22ウェビナー開催、ウクライナ侵攻から1年、日本経済「窮乏化」を阻止せよ

 2022年2月24日――。ロシアがウクライナに侵攻したこの日、私たちは「歴史の歯車」が逆回転する光景を目にしました。それから約1年、国際政治と世界経済の秩序が音を立てて崩壊しつつあります。  日経ビジネスLIVEは2月22日(水)19時から、「ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済『窮乏化』を阻止せよ」と題してウェビナーをライブ配信する予定です。登壇するのは、みずほ証券エクイティ調査部の小林俊介チーフエコノミストです。世界秩序の転換が日本経済、そして企業経営にどんな影響を及ぼすのか。経済分析のプロが展望を語ります。視聴者の皆様からの質問もお受けし、議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。 

■開催日:2023年2月22日(水)19:00~20:00(予定)
■テーマ:ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済「窮乏化」を阻止せよ
■講師:小林俊介氏(みずほ証券エクイティ調査部チーフエコノミスト)
■モデレーター:森 永輔(日経ビジネスシニアエディター)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

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