(写真/都築雅人)
(写真/都築雅人)

 先代社長である父・鈴木静雄(現・取締役相談役)が創業したリブランの2代目社長に、34歳で就任しました。

 東京の人口が急増を続けた時代、分譲住宅・分譲マンション事業でリブランは成長してきましたが、私が社長に就いた当時、既に人口減社会の到来は確実で、ビジネスモデルを変えていかなければならないことは見えていました。

 社長になってからも先代とは事業の方向性で衝突することがありました。「そんなに言うならクビにしたらどうですか」と言ったことも何度かあります。先代は当時株式のほとんどを持っており、その気になればすぐ社長を解任できました。そこに至らなかったのは、会社が目指すところを根底では互いに理解、共有していると確認できていたためだと思います。

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